「スキー場ロマンスはベタな方が好み」銀色のシーズン odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
スキー場ロマンスはベタな方が好み
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白馬のスキー場を舞台に挫折した元ワールドカップのモーグル選手、銀(瑛太)と訳ありの女性、七海(田中麗奈)のちょっとひねったメロドラマ。
かっては地元のヒーローだった銀だが今では落ちぶれてちょい悪のスキーフリーク、似たような仲間と終始悪ふざけのコメディ担当、別にヒロインを訳ありにしなくてもスキー場のロマンティックな青春群像劇で通るのだが、それではありきたり過ぎると、とんでもないシチュエーションを被せましたね。それが仇になって二人のロマンスに酔う気分にはなれません。ここぞ感動の場面ですよと言わんばかりのもったいぶったひっぱるカットが多すぎ、素人臭い演出も鼻につきます。
どうせといったら失礼ですがフジTV映画ですからベタな白銀ロマンスに徹した方が気楽に愉しめる気がしました。
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