JUNO ジュノのレビュー・感想・評価
全91件中、21~40件目を表示
素晴らしかった
ジュノの決して弱音を吐かなくて常にブラックなユーモアで応じるのがかっこいい。最初に見てからずいぶん時を経て2回目で、妊娠させた男の立場、不妊治療で子どもができなかった立場、養子を心から欲しがる立場、父親になることに不安な立場など自分にも経験があり、ありありと感覚を共有できるようになっていた。特に、うちの下の子は妊娠中から里親としての打診があって、そのママさんはジュノの立場で、このような交流はなかったのだけど、身近に感じた。
どの立場もリアルに丁寧に描かれていて、素晴らしい映画だった。
ロックの全盛期は?
高校生の妊娠といった問題を扱っているようだけど、それが重要なテーマではなく、単なる設定といったところなのか。日本で作られるとなると暗くて重く、そして最後には愛情あふれた映画になりそうなのですが、さすがはアメリカ産映画。なんとなく『ゴーストワールド』のゾーラ・パーチを思い起こしてしまい、限りなくオタク映画に近い内容だった気がします。
映画のタイトルや俳優名、それにミュージシャン名がポンポン飛び出してきて、それが妙にマニアックだったため、余計なところで笑ってしまうオタク心。愛情表現も苦手そうだし、子供が産まれるというのに母親の心を持てないといった、風変わりな女の子ジュノ。1977年がロック全盛期だと主張するのもパンク大好き少女の特徴をよくとらえていました。こんな子、学生時代にいました!一緒にバンドやってた子・・・
こんなジュノを演ずるエレン・ペイジ。『X-MENファイナルディシジョン』や『ハードキャンディ』からずっと期待してたけど、タダ者ではない。今回は主役だからいいものの、脇で出演しても主役を食ってしまいそう。それくらい存在感があるのです。オタクで快活、そして本人は嫌がってるけどsexual active。憎めない性格だけど、付き合うと大変そう(ダリオ・アルジェントが好きだと言われても困るぞ)・・・そんな難しい性格を見事に演じていた。
一方、里親としてジュノの子を引き取ることになった父親マーク(ジェイソン・ベイトマン)。生まくる子やジュノのことを思うと許せないような人物でしたけど、彼もまたオタク。『ゴーストワールド』で喩えるとスティーヴン・ブシェミにあたる(?)。やりたいことをやるんだ!と抑圧されてきたものを吐き出す気持ちもなんとなくわかる。
そしてジュノのボーイフレンドのポーリーを演ずるマイケル・セラ。オタクとは言えないかもしれないけど、オタクっぽいのです。ここ最近、ポール・ダノといい、ジョン・ヘダーといい、脱力系のオタク男がもてはやされてきているのかもしれませんねぇ。いい傾向です(うそ)。
さて、高校生の妊娠といえば、なぜだか『エクソシスト』のリンダ・ブレアを思い出してしまいます(実生活において)。彼女も若くしてオスカー候補になってるのですが、その後は麻薬で捕まったり、ラジー賞の常連になったりと女優としては波乱万丈だった。エレン・ペイジには同じ轍を踏んでもらいたくないものだ・・・
明るい映画
友達と思っていた相手の子を妊娠してしまい、なんやかんや周りの人に支えられて、改めてーーー
みたいなお話。
終わり方が爽やか!
中盤の流れからそんなやさしい終わり方になるとは、と。
ジュノがなかなか強烈ですが、どこか愛嬌もあって。
ただ継母のあのエコーのシーンのセリフ。シビれた。
カミングアウトのシーンも、たくましい母って感じで大好き!
あと、アメリカ映画ならではの、こんな親友リアみたいな女の子好き!まさにキュート。
でも彼がほんとに好きだったなら、さすがに病院ついていきませんか?
僕も一緒に行った方がいい?って、いくらティーンとはいえ・・・・・違和感を感じつつもあり。
そうなったら物語にならないのだけど。
妊娠がメインだけど、理想的な大人のなかの現実感を突き付けつつ、ジュノの戸惑いが大人にしていったのかな。
Junoのパパが印象的でした。
3組の「親」が登場します。
Junoの両親、赤ちゃんを貰う夫婦、それから赤ちゃんを出産するJuno自身。
親が子どもを支える姿勢、子どもを可愛がる気持ち、子どもを信じる気持ち。、
私も2児の母なので、改めて自分がどんな親になりたいかを見直せた映画でした。
若者のしゃべりは早いし、教科書的な表現を使わない会話が多いので、英語を聞き取るのは難しかったです。
ジュノは本当にピュアな女の子
周りから変わり者として見られるけど、それはほとんど人間が理性で自分を押さえて周り合わせてしまっているだけ。本能の赴くままやりたい事やって、言いたい事を言う、ジュノの中に本当の純粋を見た気がした。
16歳の女子高生のジュノは彼氏との初めてのHで妊娠。頼りにならない...
16歳の女子高生のジュノは彼氏との初めてのHで妊娠。頼りにならない彼氏を無視して、中絶ではなく子どもを養子に出すことを決意。そんなジュノを描いた物語である。
アメリカでは年間100万人、10代の女性が妊娠する。そんな大きな問題を明るく楽しく描いた本作は素晴らしい。 https://t.co/mA1BA7e7E4
ジュノ オススメされたので鑑賞 おもしろかったです。 最初に、ハン...
ジュノ
オススメされたので鑑賞
おもしろかったです。
最初に、ハンバーガー型の電話と、妊娠しちゃって自殺しようと
紐を木にかけるんだけど、その紐は、噛むとすぐ切れる紐だったり
笑わせてくれました。(特に紐)
子供が生まれるってときの妹の格好も面白い!
お気に入りの、場面は、
デパートで、ヴァネッサが、友人の子供と仲良く遊んでるところを
たまたまジュリが見て、複雑な表情をしているところです。
あとブレンダ(ジュノの継母)もいい味でてたし好きです。
超音波検査師に切れるところや、
ジュノに、ヴァネッサのいない時に、いっちゃだめと注意するところ。
この注意があったから、マーク(養父)とのダンスシーンが、ありえなーい!と
ツッコミいれずに済んだと思います。
終わり方も後味よく、綺麗におわりました!
いい意味でアメリカの高校生像が描かれていていいストーリーだった。主...
いい意味でアメリカの高校生像が描かれていていいストーリーだった。主人公のキャラクターがまたウィットに富んでいていい。育てられないからと堕胎ではなくキチンと必要としている人にという考え方にも共感。レトロな映像カラーやテンポのいいストーリーラインも見やすく楽しめた。
エレンペイジの演技も最高。
サイコーでしたね
とびっきり可愛い訳ではないエレンペイジが
サイコーにキュートなのです(?)
いやほんとにだいすきです
加えてキャラクターも良かった
ああいう両親だから
真っ直ぐなジュノが育ったんだなあ
すんごい面白いって感じではないけど
それなりに楽しめます
ラストシーン、あの歌
音源欲しいくらいいいね
けっこうリアルな問題に感じてくる
好きなキャラトップ5には入るよジュノ
主人公のキャラがいい
若くして妊娠してしまい、ベビーの成長とともに自分も成長していく話ですが、主人公のキャラがなかなかイケてて思ってたのとはちょっと違いました。割り切って、子供を生もうと決意するジュノがかっこよく、おもしろく描かれていたように思います。
後半は、ジュノというより、子供を持たない大人夫婦たちの葛藤、それと向き合うジュノがよかったです。
でも、やっぱり高校生。未熟な部分も見え隠れするのもよかったですね。
確かにお母さんになりたい一心で周りが見えてないところがあったけど、...
確かにお母さんになりたい一心で周りが見えてないところがあったけど、わたしはヴァネッサに1番感情移入
最後、ヴァネッサがお母さんになれてほんとによかった
全91件中、21~40件目を表示