「裏切り兄弟」ジェシー・ジェームズの暗殺 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
裏切り兄弟
娯楽性やアクションなど見せ場となるシーンの一切を省き淡々と進む話展開の中、核となる二人の心理描写が深く描かれていて映画全体の渋みが増す。
今や知名度抜群のJ・レナーにS・ロックウェルが好演していたことやN・ケイヴも出ていたなんて最初に観た時は気付きもせずに!?
序盤のS・シェパードの渋い存在感と何をやらせても様になるB・ピットに弱々しいが野心も見え隠れした小物感を繊細に演じたC・アフレック。
憧れとしての人物に対するファン心理、起こしてしまった、犯してしまった行動は過ちとして後悔の念だけが残る。
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