劇場公開日 2009年9月11日

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「苦悩が団体で押し寄せてくるウルバリン」ウルヴァリン:X-MEN ZERO 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5苦悩が団体で押し寄せてくるウルバリン

2024年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

X-MENの中でも大人気キャラクター、ウルバリン。
今までの三部作の中で
は
断片的にしか明かされなかった過去が
幼少期から順に解き明かされて行く本作。

ウルバリン、こと、ローガン
。
子供の頃から可哀想すぎるだろ〜〜

とにかく、ローガンの生涯に涙せずにいられない本作。

これまでのX-MENシリーズよりも
さらにグッと人としての苦悩を丁寧に描いていて
見応えがあります。

ヒュー・ジャックマンにやられちゃった人も

そうでない人も是非ご覧下さい。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

人間としての葛藤を丁寧に描くことで
ヒーロー映画を大人の鑑賞に耐えるものに引き上げた

一連のマーベル映画の中でも

とびっきりの苦悩が団体で押し寄せてくるウルバリン。

そのあたりを人間味豊かに演じた
ヒュー・ジャックマンの成功は

やっぱアメコミ映画にとっては大きいよね。

いつも書いてるように
何の興味も無かったおばさんを
アメコミ映画の世界に引きずり込んだ
ヒュー・ジャックマン!

アメリカ版「ちょっと荒っぽい健さん」的演技で

今回も魅せてくれます。

にしても、あの超荒っぽい兄貴との差はなんだろ?
やっぱり育った環境の違いなんだろうか?
とにかく、兄貴が極悪だわ〜

おまけに若き日のウェイド、つまり俺ちゃんが

自分の映画の中で

無かったことにしたシーンが出てきます。(笑)

星のナターシャnova