「おいしいところは」ウルヴァリン:X-MEN ZERO かみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
おいしいところは
自ブログより抜粋で。
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さすがのハリウッド大作だけあって、アクションは見応えたっぷり。
ただ、予告編やCMでおいしいところをほとんど流してしまっているので、それだけがちょっと不満。
正直なところ、予告で観た以上の迫力あるシーンはなかったような。
ドラマ的にもなかなか練られていたんだけど、エピソードが少々場当たり的な印象。
ローガン=ウルヴァリンの感情の高ぶりも予定調和で少々弱い。
ただそれもこれも、怒りの爆発から連なるアクションシーンを予告ですでに知っているせいで、なんだか「ああ、ここからあのシーンにつながるのね」っていう確認作業の繰り返しのようになってしまったのが、なんだかなぁ。
アクション映画としては可もなく不可もなくといった無難な印象だったが、劇場での発見、驚きが乏しい。
迫力ある映像を楽しむのが一番のこういう映画だからこそ、もう少し節度ある宣伝を考えて欲しいもんだ。
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