「かっこいいウルヴァリンとデップーの萌芽」ウルヴァリン:X-MEN ZERO うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
かっこいいウルヴァリンとデップーの萌芽
今となれば、この時がピークと言えるんじゃないかと思います。
ヒーローのオリジンを語るストーリーで、ウルヴァリンに初めてスポットが当たるもので、彼がどうしてあんなシニカルな性格になったのかがすんなり入ってきます。
こうしてみると、X-MENはたまたまシェルター的に居候している状態で、本当の居場所は彼にはどこにもない。絶望というよりは諦念。そんな描き方でしたね。
「デッドプール」が大ヒットしたことで、違う視点からも再注目される作品ですが、根本はやっぱり良くできているし、ヒュー・ジャックマンが本当にこの役を愛して取り組んでいるのが良く分かる。
2018.4.3
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