劇場公開日 2009年9月11日

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「アメコミのキャラってなんか過去の辛い出来事を背負った的な、"傷持ち...」ウルヴァリン:X-MEN ZERO yosさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アメコミのキャラってなんか過去の辛い出来事を背負った的な、"傷持ち...

2016年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

アメコミのキャラってなんか過去の辛い出来事を背負った的な、"傷持ちキャラ"がひじょうに多い気がします。キュッと上がった眉毛がなんともイカしたジャックマン演じるこのウルヴァリンもそんな一人で、特殊能力を持つがために不遇な人生を送り、そんな中で唯一見つけた心のオアシス的な恋人を実の兄に殺され、復讐に燃える彼の姿を『ツォツィ』('05)でアカデミー最優秀外国語映画賞を獲得したギャビン・フッド監督が、派手なアクションを交えて見事なヒーロー映画として仕上げております。
多くのプラチナディスクを獲得した人気グループBlack Eyed PeasのボーカルでありプロデューサーのWill.i.amが、テレポート能力を持つ役で映画初出演しており、音楽同様に多彩な才能をみせてくれてます。
ぶっきらぼうだが気は優しく、弱きを助け悪を憎む的な、アウトローで危険な香りもするが正義感溢れるベタベタのヒーローであるウルヴァリン。今日本でも流行っている"ワルメン"みたいな感じでもあり、ブレイクするきっかけとなった第一作から本人もハマり役だと認めるジャックマンの魅力を本作では存分に堪能でき、ガチガチのアクション映画ではあるけれど、女性の方にもある意味楽しめる作品かと思われます。

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yos