「粗野ならクロウにお任せ。」ロビン・フッド ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
粗野ならクロウにお任せ。
監督と主演俳優のコンビが根強いものだから^^;
グラディエーター2なんじゃないの!?と思わせる本作。
まぁ~地味な爺さんばかり使ってる(すいません^^;)とか、
時代考証と展開はそれでいいのか?など様々なお叱りを
受けている(らしい)本作なんだけど、私には面白かった。
なにかの番組で日本人は
「ウイリアム・テルとロビン・フッドの違いが分からない。」
なんて言っていて、あはは♪確かに~なんて思っていた。
弓の達人!ということ以外は森の無法者?という知識しか
ない自分には、あ~無法者ときたらコイツだよね^^;なんて
粗野ならおまかせ♪R・クロウがすぐに浮かんでしまった。
荒ぶれた顔と態度のワリに(ホントすいません^^;)演技は
キッチリこなすタイプなので、好みを葬ればとても観やすい。
彼を囲む俳優達も地味だわ、重鎮だわ、歳食ってるわ、
も~若い子はゲロゲロしちゃいそうな顔ぶれなんだけど^^;
その分演技がしっかりしているから何をやっても観応えが。
K・ブランシェットに誰が誘われたいの!?なんて思わずに
優しく誘われて(爆)観た方がいい。ラストは女戦士?の如く
見せ場もいっぱいあって楽しいんだから。
悪役のM・ストロングなんて、コイツが出たらすぐ犯人だと
分かる仕組みの俳優だから(まったくもって相スイマセン^^;)
彼の悪党面を眺めているだけでも楽しい。
意外性はまるでないが、真っ当な作品は安心して観られる。
映像美も城のセット(よく作ったな)も見るからに素晴らしいし。
個人的にはバカな王を演じたO・アイザックなんてそそる~v
あれ?と思ったのがERに出ていたS・グライムズ。
いまちょうどBSで最終シーズンを観てるもんだからなんか妙^^;
ドクター・モリス、そこでなにやってるんですか?(爆)
(誰もラッセルの顔を見てまずロビンは浮かばないでしょうね)