「メタボと大顔。」消されたヘッドライン ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
メタボと大顔。
R・クロウはよく見かけるけど(しかしまた…肥えましたのねぇ)
B・アフレックは久々!だと思った。相変らず顔がデカイなぁー。
チラシを見ても、なぜ彼が後方にいるのかが分かる気がする。
いわゆるハンサム顔は骨格がしっかりしているため大顔である、
という説があるが、まったくその通りだ!と今回も感じつつ^^;
ヘッドラインの話なのに、フェイスラインの話になってしまったx
で、このお話は、イギリスBBC製作のTVシリーズ
「ステート・オブ・プレイ~陰謀の構図~」が元ネタになっており、
舞台を米に置き換えて、著名な脚本家達に書かせたそうだ。
確かNHK-BSで放送されていたドラマだが、全然観てなかった^^;
冒頭から視線釘づけ!という感じでサスペンスの香りが漂う。
一見繋がりのなさそうな二件の殺人が、実は…という構図や、
さらに民間の戦争請負会社とアメリカ政界との癒着。というのも
これといって目新しくはないが、ブン屋魂に燃える男たち(女も)
の熱演でジャーナリズムの在り方を問う骨太な作りになっている。
ただまぁ…男女関係の扱い方もけっこうハリウッド的で^^;
彼ら二人とR・ライト演じるアンの三角関係?を感じさせたり、
愛人ソニアの素性を丹念に描いたりと、国家的陰謀との闘いが
な~んか色モノ系に薄まったりする傾向を感じつつ。。
加えて肉欲系のラッセルを使っているせいか、知的(なのに)
でも粗野で荒いイメージが付き纏ってしまうという(髪形もねぇ)
上手いんだけど、メタボリックシンドローム度が冒頭~高数値。
おっと、今度はボディラインの話になってしまったx
大筋の推理はつくものの、ラストでえー?的などんでん返しが。
誰もが何らかの形で利用されているということを言いたいのか。
さもありなん。的なラストではあるが、後味が悪い&分かり辛い。
また新たな疑問を提示されたような気分になってしまった。
(殺し屋役がとても良かったんだけど、彼もラストが消化不良…)