「Alice in Wonder Underground」アリス・イン・ワンダーランド TOKUSHIさんの映画レビュー(感想・評価)
Alice in Wonder Underground
初3Dムービー鑑賞。
IMAXシアターで鑑賞。
僕の大好きな言葉である、
「映画はアニメだ」
という押井守監督の言葉の意味を考えさせられる映画だった。
映画はアニメでしかない。CGでしかない。
3D映画の登場・普及により、もはや映画は、非現実的空間の呈示でしかなくなってきた。
生身の人間さえ加工され、作品世界の住人としてほとんどアニメ(CG)の世界を生きる。
すべてはアニメやゲームの世界。
特にこの「アリス」は、世界観がFINAL FANTAYのよう。
魔法に剣に、喋る動物に、ドラゴンにって、RPGの世界観そのもの。
原作をよく知らない&思い入れはない僕としては、すんなり楽しんだ。
3D映画も、ゲーム世代、特別な感動は無い。
「当たり前」な印象。
しかし、この世界観は大いに満足。
メルヘンに、ちょっぴりゴシックで、どこかロリータで、
でファンタジーで、ちょっと道化的でもある世界。
3D IMAX、¥2200という鑑賞料金はかなり痛手で、
もしかしたら映画2本観た方が良い気もするけれど、満足。
映画館で観るべき映画だと思う。
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