NINEのレビュー・感想・評価
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ゴージャス!
あまり予備知識無いまま観に行きました。
とにかくゴージャス、夢の世界です。劇場で観て良かったです。本当はシネコンよりもっと大スクリーン、もっと大音量で観るべき映画、そこは残念でしたが。
そしてグイド、なんとも困ったイイ男。ダニエル・デイ=ルイス、素晴らしいです。
後でゼア・ウィル・ビー・ブラッドの怖い親父の人だと知ってビックリ、凄い!!
いろいろな「女」を堪能する映画♪
鑑賞の目的はただ一つ!
歌って踊る美女が観たい☆
美女のパターンもそれぞれ、
愛人、妻、友人、母、、、いろんな「女」を堪能できます。
物語とミュージカルの繋がりがイマイチなので、
全体としての一体感はありませんが、
とにかく、美女のみなさんはがんばってました!
主人公のグイドは、モテるダメ男という点も含めて、
骨格といい、髪型といい「太宰治」にしか見えませんでした。
ああいうタイプがモテるのは万国共通なんですね〜☆
娯楽や舞台として楽しむ作品
純粋に、俳優陣の歌とダンスを堪能。
ミュージカルやショーを観たと思えば
お安く楽しめる素敵なエンターテイメント。
役柄やストーリーがどうこうより、娯楽として楽しむのが秘訣だと思う。
うんちく苦手な私にとっては、そのへんがよい。
狙って作ったのに外すってカッコ悪い・・・。
スタイリッシュ(死語)な映像と
セクシーな美人女優を集めて、その上ミュージカル!
大ヒット間違いなしの作品・・・。
と思いきや、外しまくり。
単純にダサい。
商品作っちゃダメでしょ。
ペネロペ・クルスもニコール・キッドマンも
みんながんばってるんです。
大御所女優もがんばってますしね。
でも全編通してダサい。
がんばっているのもダサさに追い討ちをかける。
ギャラもいいんだろうなぁ・・・。
ダメな男のストーリーもアナクロ。
どこを褒めればいいのかなぁ・・・・。
女優陣を客寄せパンダにしてしまった駄作
超豪華といわれる女優陣だが、互いに交錯することはなく、ただの寄せ集めに過ぎない。劇中のグイドの台詞じゃないが、本作そのものがロクな脚本もなく、それぞれ別撮りしたフィルムを繋げて1本の映画にしましたってな作品だ。同じく劇中の台詞のように、編集によって息吹を与えられたのならともかく、映画を愛する気持ちが微塵も感じられない駄作。
内容も、マザコン・ダメ男のふがいない人生の原点が“9歳”にあったというだけの話だ。人生の豊かさが映画を面白いものにするというメッセージが垣間見えるものの、継ぎ接ぎしただけのフィルムでは、訴える力もシケた花火みたいで主人公同様情けない。
魅力は、ダニエル・デイ=ルイスの甘い声と、マリオン・コティヤールの歌のみ。ペネロペちゃんは、いいかげんイメチェンが必要だ。
p.s. この映画一番の見どころは、エンドロールのリハーサル風景だ。
NINE
ミュージカル映画が特に好きなわけではないけど、シカゴ、ムーラン・ルージュはとても面白かったと思っている映画ファンは多いのでは?
私もそんな一人です。
特にシカゴが良かっただけに、結構期待してNINEを観ましたが、結果は・・・・うーん、一言で言い表すと期待外れ。
確かに女優達は綺麗だし、衣装もセットも豪華絢爛で、目では楽しめる。
でも映画はストーリーが大事。肝心のストーリーは、中身がない。
後半、ケイト・ハドソンの歌辺りからようやく面白くなってきたけど、やっぱり「で?」って感じ。
なかなか進まないストーリーにイライラさせられる。
歌やダンスシーンも、私にとっては唐突な印象だった。
ただ、歌やダンスシーンそのものはとても良かったです。
特に楽しみだったファーギーとケイト・ハドソンのシーンは、やはり納得の良さでした。
予告編が2時間
まるで、予告編を2時間続けて見せられたかのような作品でした。
とはいえ、女優ではニコール・キッドマン、
ナンバーでは「シネマ・イタリアーノ」が良かったです。
フェリーニのオリジナルとは、比べてはいけないのかも。
イタリア男ってやつは・・・
主人公の女好きには、本当に苦笑いさせて頂きました。(笑)
さすがイタリア男って感じですね。
女遊びしてないで、真剣に脚本書いてくれって感じです。
それだけ女と遊んでいたら、仕事する暇ないでしょねぇ。
ストーリーは殆ど知らず、他の方のレヴューも読まず、豪華出演人と
ミュージカルって事で惹かれ、楽しみにして観に行きましたが、正直
ストーリーに入れず、面白みを感じないまま終わりました。
私にもう少し映画を観る目があるなら、もう少し楽しめたのかなぁ。
良い所は殆ど無いと感じてみてました。
それでもラスト20~30分は少しだけ楽しめました。
大好きなニコールが出てきたから。(笑み)
ただ、他のミュージカルを観た時でもそうであったように
何回か観ると音楽を覚え、もしかしたら少しづつ楽しめるように
なるかも・・・。
映画館ではなく、DVDになったらもう一、二回観て、どんな感じに
思うか観てみたいと思います。
いつもながら面白くないと思い出すと余計な事を考え始め
登場人物が色々と違うように見えてしまいました。
主人公の少年時代の子はニューシネマパラダイスのトト
グイドは疲れたマトリックス、
衣装デザイナーはイッコウちゃん、ママは矢島美容室・・・(苦笑)
そんな風に見ちゃ駄目だと思いながら、ついつい。(^^;
イカン、イカン。
まさにミュージカル!
ストーリーやメッセージ性に批判あり?!
いいえ~!!
そんなもの全然関係ないです^^
だって、最高のエンターテイメントですから。
ミュージカルショーなんです。
ミュージカルに理解のない方は、見ないほうがいいかもしれません。
特に
ファーギーの「Be Itarian」は、最高♪
歌も踊りも、タンバリンワークも迫力ありました。
ジュディ・デンチの「Follies Bergere」もミュージカルの醍醐味って感じでした。
大好きなペネロペ・クルスも、魅力満載、可愛かったです♪
賛否分かれる映画かもしれませんが
私は大満足。
CINEMA ITALIANO
タイトルはケイト・ハドソンが劇中で歌うアップテンポな曲。一番華やかでファッションショーを見ているよう。豪華キャストの歌、ファッション、表情を見ているだけでも楽しめました。特に愛人を演じたペネロペ・クルスは妖艶で可愛かったです。
BE ITALIAN !
あまり期待をしないで観にいったのがよかったのかもしれません。
ストーリー的には特筆すべきものはないのですが、ミュージカルシーンは豪華絢爛でした!
特に、ケイト・ハドソンの「CINEMA ITALIANO」と、ファーギーの「BE ITALIAN」は圧巻でした!
ケイトの舞台はまさに“明るく陽気なイタリア”そのもの。
メジャーコードの曲に乗せて煌びやかなダンスと歌が繰り広げられます。
そしてこの映画で私が一番魅せられたのが、ファーギーの舞台でした!
BE ITELIAN !まるでイタリアの情熱の化身の如く歌い、舞うファーギー・・!マイナーコードの情熱的な音楽に乗せて、“赤”を基調にしたダンスが繰り広げられます。
このファーギーはシンガーでもあるのですが、その歌唱力はただ者ではありません!私は度肝を抜かれてしまいました・・!
BE ITALIAN !劇場を後にした私の頭にこの歌が繰り返し流れておりました。
『シカゴ』も良いけど『NINE』もねっ♪
華やかでゴージャスでセクシーでとってもステキな映画でした。
まだ夢の中にいるよう。
ずっとこの映画を観ていたい気分でした。
終わらないで!とエンドレスで観続けたいと思いました。
こんな気分久しぶりかも。
ミュージカル映画ってともすれば唐突に歌があって微妙な時もあるのですが、映画ならではというか、現実と夢(空想)でとても綺麗に魅せてました!!
あ~ん、まだドキドキしてます。
わくわくしてます。
とっても楽しみだった映画なので、すごく楽しめて嬉しかった!!
ちーぷな感想だけど、ホントに夢の中に誘ってくれるエンターテインメントです。
この感動は絶対大画面で、映画館でみてこそです。
ダニエル・デイ=ルイスのグイド、とってもセクシーで母性本能くすぐります。
ペネロペやファーギー、二コール・キッドマンなど出演者超豪華です。
豪華すぎます。主役が何人もです。
歌と踊りは勿論最高!!です
ペネロペのロープのはとってもセクシーでファーギーの肉感的なのすごく好き!!
とくにファーギーのあの砂!!抜群です。
そして、ラスト、なんていうのか、とっても深くって、あ~そうか・・・と。
すごくじ~んと涙きました。
歌と踊りの華やかさがあるから、グイードの悲哀や女性達の思いにもとってもぐっとくるのです。
前半に「大人だけど中身は10歳足らずの少年」みたいなセリフがあるのですが、これが全てをあらわしている。
ホントお勧めです!!
そうそう、フェデリコ・フェリーニの映画、特に『8 1/2』を観たこと無い人は見ていった方がより楽しめるかな~と。
その上で全く別物と思って鑑賞すると良いと思います!!
ソフィア・ローレンはさすがの存在感でこの役は彼女で無いとなのでした!!
アタシ、ホントにこの映画好きです。
空っぽじゃないぞ~。主人公の心理描写に奥深さを感じました。
本作は、2009年のアメリカ映画。フェデリコ・フェリーニによる自伝的映画『8 1/2』をミュージカル化し、トニー賞を受賞した同名ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品です。
『シカゴ』と比べて、派手なミュージカルシーンが押さえられている分、登場人物の心理描写を深くえぐり出した、セリフ劇を堪能することができました。
とにかく出演者がゴージャス!駄作になる余地はあまりありません。主人公の映画監督グイドを演じるのはアカデミー賞を2度受賞した名優ダニエル・デイ=ルイス。その他、主人公を取り巻く女性たちをマリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、ケイト・ハドソン、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレンらアカデミー賞受賞経験者がきら星のように登場する作品なのです。
なかでも、冒頭からしていきなりでした。映画監督グイドは、新作「イタリア」の制作進行に行き詰まり、セットを前にした撮影所で独り孤独に物思いに耽っていたら、突然その場でミュージカル仕立ての「イタリア」が始まるのです。
その静と動の落差に圧倒されました。このシーンは、もちろんグイドの空想であったのですが、同時にこれから始まる『NINE』のミュージカルシーンを期待されるのに充分なプロローグでした。
さて問題は、なぜグイドは脚本を全く書かずに、撮影に入る暴挙に出てしまったのでしょうか。それは才能にうぬぼれていたのではなかったのです。これまで9本の作品がぶっつけで何とか成立し、この世界の巨匠と呼ばれるところまで上り詰めたのも、妻ルイザの献身的なサポートがあったからなのです。
ところがグイドは、これまでオフには猟色趣味に近い女あさりを重ね、撮影に入ると家庭はそっちのけで仕事一徹にのめり込むという性格だったのです。そんなグイドに、ルイザとうとうに愛想を尽かしてしまったため、サポートが受けられないグイドは進退が窮まってしまったのでした。
大監督が、そんな愚行を重ねるものかと疑問を持たれるでしょう。しかしストーリーをよく見ていると、わざと自身をそんな困難へと追い込んでいる感じでした。
一見ちょい悪オヤジのプレイボーイぶりと取り巻く女達の物語に見せておきながらも、苦悩と孤独に満ちた男の内面を掘り下げているところに、深く共感出来ました。
グイドの自己破滅願望は、やはり少年時代のトラウマが原因だったようです。
グイドは知人にこう告白します。自分は外見は50歳のオヤジだけど、内面は10歳の少年のままなのだと。そして劇中に、グイド少年が登場して、いかに自分が母親に認められて欲しかったか空かしていくわけです。
言葉に出さなくても、母親からもっと愛されたい。その愛を独占したいという想いがひしひしと伝わってきました。
大人になってからは、きっとその愛の対象が、ルイザに変わっていったのでしょう。病気のような女遍歴も、リスキーな仕事の入り方も、形を変えたルイザへの求愛であり、独占欲の裏返しだったのでした。
皆さんの中でも、愛されたいと思うあまりに、その相手が心配することをわざとやらかして、注目されたいと願うことは、しばしばあったことでしょう。
愛されたいという想いのなかに、失敗や不幸を引き起こす『幸福になれない症候群』が潜んでいます。
10歳の少年期から、心のどこかに満たされない想いを抱いてきたグイドにとって、映画とは現実生活の孤独から逃避する世界だったのでしょう。
だから妻ルイザを失い、映画撮影も中止した後のグイドは、本当に抜け殻のように佇んでいました。その哀愁ぶりが、この作品に素敵な陰影を醸し出していると思います。
ただここで終わっては、タイトルが『EIGHT』になってしまいます。
出演者総出の劇中映画『NINE』行き着くまでのラストはぜひ劇中で味わってください。 ただ言えることは、グイドは今の現実の自分に素直に向き合うことで、初めて気負いなくメガホンをとれるように変わっていたのでした。
さて本作のシナリオパートは、グイドの孤独を軸に、シリアスに展開していきます。これとは対照的なのがミュージカルパート。特にグイドの愛人カルラが誘惑する場面でのダンスは超セクシー。そしてルイザも夫への想いと悲しみを情熱的に表現します。女優パワー全開のようなシーンでした。
グイドを取り巻く3人の女性の中でも、グイドのミューズといってもいい常連の主演女優ステファニーは、ちょっと事情が変わっていました。彼女もグイドに求愛するのですが、その反面知っていたのです。映画の中でしか愛されないことを。その切ない気持ちをステファニーが歌い上げるところでは、気持ちがクグッと伝わってきました。
『シカゴ』のように音楽でグイグイ引っ張っていくミュージカルと違って、台詞が多い作品です。その分ストーリーが掴みやすくて、登場人物に感情移入してしまうことでしょう。ミュージカル映画が苦手な人の入門作品としても、お勧めです。
さてさて、ルイザが夫に決定的に失望したは、自分への口説き文句と同じ言葉を他の女優の卵にも使ったからでした。君だけは特別だよという口説き文句は、仕事にせよ、交際にせよ、使いまわすモンではないものだなと本作でつくづく思い知らされましたね。
想像力と女性の関係
チャールズ・チャップリンは共演した女優が好きになって、すぐ結婚してしまったと言います。
そうなんですよね。
天才的な才能は時として、普通には(一般常識では)考えられない行動をするってこともある。
それだけ、自分を追い詰めて作品を創っていく。だから、その方向で共鳴した同士として、そして、自分にない異性に安らぎを求めてしまう。
これはそんな過酷な世界を経験したものしかわからないと思います。
そんな意味でこの映画はスタイリッシュではなるけれど、人間の本質に迫った映画でもあると思うのです。
母親やスタッフ、妻と女優。グイド監督を巡る女性はいるけれど、彼は一人として軽く扱っていない。そのときの全身全霊をかけて、愛しまくる。
そこには手抜きがないのです。そのあと、罪悪感は強く残るのですが。
だから、僕はグイドを許したいと思う。
特に、二コール・キッドマンとのシーン。
撮影現場においては、監督ー女優の関係は、時としてそれを超越した関係になってしまう。そんなふたりの心根が、二コール・キッドマンのアルトで歌われるバラードに表現されていたように思うのです。
この映画に賛否両論はあるでしょうが、クリエーティブの最前線を描いた作品として僕は評価したいと思います。
豪華なイタリアーノ。
『シカゴ』で名声をものにしたR・マーシャル監督が、
豪華出演陣でまた同じようなミュージカル映画を作った。
でもこの作品、完成までに随分と時間がかかったようだ。
脚本もキャストもけっこう変更されている。
それでもこれだけのメインが揃ったのは確かにスゴイ…。
予告で何度も聴いた楽曲の華やかさ、
M・イェストンが新たに書き下ろした三曲が含まれる。
特に耳に残るのは、サラギーナの「ビー・イタリアン」と
ステファニーの「シネマ・イタリアーノ」がかなりの出色。
それぞれの女優たちが自分の持ち味を存分に発揮して、
グイド(デイ=ルイス)を妄想の世界へいざなう役割を持つ。
相変らず「魅せる」という意味では巧いな、と感じた。
ただ、物語的にどうかといえば、ストーリーそのものが
幻想の賜物という感じなので、この煮え切らない監督に
「何やってんの?」とイライラさせられることにはなる^^;
マザコンで、決断力に乏しく、いざとなれば妻にたよる、
今まで尽くしてきた妻も、とうに別れた筈の愛人の姿を
見た途端「ブチ切れ」してしまう。まぁ、自業自得の世界。
原案の「8 1/2」はフェリーニの自伝的な代表作だが、
スランプに陥った監督を支える奥さんてホントに大変だ。
強烈至極な歌と踊りを披露する女優陣に交って、やや
見劣り(ゴメンね)孤軍奮闘するルイザ(M・コティヤール)
が私的には出色で、彼女の歌のみにドラマ性を感じた。
本当は夫を支える唯一の柱でいたいのに、煮え切らない
夫は回り道を繰り返しそれに気づかない。以前の自分が
彼に選ばれたミューズであったこと、外見の華やかさと
裏腹に忍耐で結ばれてきたような夫婦生活を、切々と
謳いあげる彼女の瞳に涙がいっぱいに溜まるのを見て、
フェリーニの妻J・マシーナの大きな瞳が重なって見えた。
というわけで、華やかな幻想の風景にため息を交えて、
ミュージカルの世界を堪能したあとにやってくる心虚しさ。
それでも映画は製作される。休むことなく次々と…。
初めて観た時、そっちが先なんですか!?という
ビックリ感に彩られた「8 1/2」に、「甘い生活」を交えた
オマージュ感たっぷりでまた観ることができたのは嬉しい。
(N・キッドマンのミューズ役は手の届かない高級感が◎)
必見!超豪華女優陣。
フェデリコ・フェリーニの映画『8 1/2』を下地にしたブロードウェイ・ミュージカル『NINE』の映画化。映画下にしたミュージカルの映画化って、何かグルグル廻っている気がしますね (笑)。最初、なんで舞台がイタリアなんだと思いましたが、フェデリコ・フェリーニの話を下にしているとすると、当然なんですね。もっとも、セリフは全て(舞台はイタリアなのに)英語ですが。ロブ・マーシャルは、同じくブロードウェイ・ミュージカルを映画にした『CHICAGO』も映画化しています。そう言うのが好きなんでしょうか?
ダニエル・デイ=ルイスの女ったらしのイタリア男の演技は、中々良いですね。ちょい悪オヤジと言うか、かなり悪オヤジですが。それにしても、よくこれだけの主役級女優陣、って言うかアカデミー賞級の女優陣を集めましたね。ギャラのことを考えると、気が遠くなりそうです(苦笑)。って言うか、ジュディ・デンチですが、どうしてもMに見えてしまうんですよねぇ。完全に刷り込まれていますね。
中々エロティックな作品です。って言うか、フェデリコ・フェリーニは、いつもそんな事を考えていたんですかね(苦笑)? 118分とほぼ二時間の作品ですが、そんなに長くは感じませんでした。場面転換が沢山あって飽きなかったと言うのが、その理由ですね。『CHICAGO』の時も思ったんですが、意外に面白かったです。ミュージカル嫌いでも大丈夫です(笑)。
第82回アカデミー賞4部門ノミネート(助演女優賞:ペネロペ・クルス、衣装デザイン賞、楽曲賞、美術賞)、第67回ゴールデングローブ賞5部門ノミネート(作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門):ダニエル・デイ=ルイス、主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門):マリオン・コティヤール、助演女優賞:ペネロペ・クルス、楽曲賞)等々、数々の賞にノミネートされています。もっとも、残念ながら授賞はしていないみたいです。
ロクデナシ野郎の幻想譚
一言でいえば…「悲壮感のないダンサー・イン・ザ・ダーク」
なんてーか、映画つくれない情けない監督の逃避的妄想世界な訳でしょう?
妄想内のイマジネーションがミュージカルの形態をとっているとw
監督やってるし、才能あるから女性にはモテまくる。ヤリまくる。
で、妄想内で女性に歌とダンスを披露させる。
そして、逃げると…。
情けないんだけど、彼の私生活は、男にすれば羨ましい部分もあったりして…w
まあ、そんな映画ですw
今作でもダニエル・デイ・ルイスはイタイ役どころでしたねw
凄い俳優さんです。
女優陣も豪華で、見応えバッチリ。
ペネロペのエロダンスに食入ったり、ファーギーのボリューミー体型に圧倒されたり、ケイト・ハドソンのキュートさにクラクラ来たり…
本妻さんマリオン・コティヤールの説得力ある演技は素敵でしたし、ジュディ・デンチ!あんなこと出来たんですね!
キッコさんはいつも通りでしたw
ヴァース・コーラス・ヴァースの様に、現実・妄想・現実が繰り返される、飽きの来ない仕掛け。
中弛みもせず、緊張感持って鑑賞できました。
スクリーンで観て損なし!の一本です。
踊り歌いたくなる映画
ミュージカル映画はいい!
歌って踊りたくなる。
この映画がほかのミュージカル映画と違うことは
何といってもキャストが豪華すぎるということ!
これでもかっていうくらいに
美しい女優がスクリーンにどどんと映り、
一体誰を見ればいいのか?ッて思うくらい(笑)。
曲もよくって、シネマ・イタリアーノとか
ビ・イタリアンとか歌いたくなる~~!
ニコール・キッドマンファンとしては、
もう少しニックに出てほしかったな。
ペネロペ・クルスの情熱的な女性もよかったなー。
時々テレビに出てくるタンバリンの人と
ファーギーの共演が見たい。
いたりあ~の~♪♪ ^-^
ミュージカルシーンが、とにかく豪華絢爛!☆=
予告編では女性ばかり目立っていたけれど、男性の格好いい姿も見られます♪
音楽がすごく良くて、エンドロールになっても、席を立つ人はわずかでした。
とにかく元気になれる映画です☆☆☆☆☆!!
全61件中、41~60件目を表示