「ロクデナシ野郎の幻想譚」NINE ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
ロクデナシ野郎の幻想譚
一言でいえば…「悲壮感のないダンサー・イン・ザ・ダーク」
なんてーか、映画つくれない情けない監督の逃避的妄想世界な訳でしょう?
妄想内のイマジネーションがミュージカルの形態をとっているとw
監督やってるし、才能あるから女性にはモテまくる。ヤリまくる。
で、妄想内で女性に歌とダンスを披露させる。
そして、逃げると…。
情けないんだけど、彼の私生活は、男にすれば羨ましい部分もあったりして…w
まあ、そんな映画ですw
今作でもダニエル・デイ・ルイスはイタイ役どころでしたねw
凄い俳優さんです。
女優陣も豪華で、見応えバッチリ。
ペネロペのエロダンスに食入ったり、ファーギーのボリューミー体型に圧倒されたり、ケイト・ハドソンのキュートさにクラクラ来たり…
本妻さんマリオン・コティヤールの説得力ある演技は素敵でしたし、ジュディ・デンチ!あんなこと出来たんですね!
キッコさんはいつも通りでしたw
ヴァース・コーラス・ヴァースの様に、現実・妄想・現実が繰り返される、飽きの来ない仕掛け。
中弛みもせず、緊張感持って鑑賞できました。
スクリーンで観て損なし!の一本です。
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