劇場公開日 2010年3月19日

  • 予告編を見る

「【映画製作に行き詰ったマエストロと3人のミューズの関係性をミュージカルタッチで描こうとした作品。3人のミューズを愛でる作品でもある。】」NINE NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【映画製作に行き詰ったマエストロと3人のミューズの関係性をミュージカルタッチで描こうとした作品。3人のミューズを愛でる作品でもある。】

2020年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

知的

■マエストロ、グイド監督(ダニエル・デイ=ルイス)に絡むミューズ達
 1.妻、ルイザ       (マリオン・コティヤール)
 2.愛人、カルラ      (ペネロペ・クルス)
 3.新作「イタリア」主演女優(ニコール・キッドマン)

ーもう!豪華過ぎるでしょ!キャスティング! -

■印象的なミュージカルシーン
 1.グイドとの夫婦関係をルイザが皮肉を込めて歌い上げるシーン
  ”制作にのめり込むと・・”  右下には項垂れているグイド・・。
 -マリオン・コティヤール:流石、エディット・ピアフを演じただけあるなあ・・。-
 2.グイドのマザコン度合いが分かるシーン
  幼いグイドに歌いかける母(ソフィア・ローレン:豪華ダナア・・)
 3.グイドの苦悩する気持ちを、ダニエル・デイ=ルイスが苦し気に哀し気に歌い上げるシーン

 そして、「イタリア」の製作中止が発表される。

 -2年後、イタリア アングイッラーラの海辺を歩くグイドと衣装デザイナー、リリー(ジュディ・デンチ:ホント、豪華である・・)-

 そして、「仮称:NINE」の製作が始まり・・”アクション!”

<”3人のミューズの起用方法”が実に残念だった作品。
「仮称:NINE」は勿論、「8 1/2」を意識しての名前だろうが、「FOUR」位で良かったのではないかな、ロブ・マーシャル監督。(すいません・・・)>

NOBU