「【映画製作に行き詰ったマエストロと3人のミューズの関係性をミュージカルタッチで描こうとした作品。3人のミューズを愛でる作品でもある。】」NINE NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【映画製作に行き詰ったマエストロと3人のミューズの関係性をミュージカルタッチで描こうとした作品。3人のミューズを愛でる作品でもある。】
■マエストロ、グイド監督(ダニエル・デイ=ルイス)に絡むミューズ達
1.妻、ルイザ (マリオン・コティヤール)
2.愛人、カルラ (ペネロペ・クルス)
3.新作「イタリア」主演女優(ニコール・キッドマン)
ーもう!豪華過ぎるでしょ!キャスティング! -
■印象的なミュージカルシーン
1.グイドとの夫婦関係をルイザが皮肉を込めて歌い上げるシーン
”制作にのめり込むと・・” 右下には項垂れているグイド・・。
-マリオン・コティヤール:流石、エディット・ピアフを演じただけあるなあ・・。-
2.グイドのマザコン度合いが分かるシーン
幼いグイドに歌いかける母(ソフィア・ローレン:豪華ダナア・・)
3.グイドの苦悩する気持ちを、ダニエル・デイ=ルイスが苦し気に哀し気に歌い上げるシーン
そして、「イタリア」の製作中止が発表される。
-2年後、イタリア アングイッラーラの海辺を歩くグイドと衣装デザイナー、リリー(ジュディ・デンチ:ホント、豪華である・・)-
そして、「仮称:NINE」の製作が始まり・・”アクション!”
<”3人のミューズの起用方法”が実に残念だった作品。
「仮称:NINE」は勿論、「8 1/2」を意識しての名前だろうが、「FOUR」位で良かったのではないかな、ロブ・マーシャル監督。(すいません・・・)>
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