劇場公開日 2008年8月9日

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「本当に惜しまれるのは、ヒース・レジャーのジョーカーがもう見れないってことです。」ダークナイト ナオミ・キャンベルスープさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0本当に惜しまれるのは、ヒース・レジャーのジョーカーがもう見れないってことです。

2008年7月10日

悲しい

興奮

萌える

ヒース・レジャーがジョーカー!?
大丈夫?

あまりにジャック・ニコルソンのジョーカーのイメージが強すぎた為、どうなんだろうと思っていたら、ヒースが薬物多量摂取で死亡。

映画は完成していたので、良かったのか悪かったのか。
しょっぱなから、ヒースのジョーカーが登場して、
いや~、この映画を見てね、一番惜しまれるのは、ヒース・レジャーって本当に良い役者なんだなぁ~と思いました。
劇中、「お前とは、永遠に戦うんだな」みたいな台詞があるんですけれども。
もう~天国に行ってしまったヒースが、バットマンの中でジョーカーを演じることはないので、思わず、グッとこみ上げてくるものがありました。

ジャック・ニコルソンのジョーカーはどちらかというと、ちょっとコメディちっくな感じでしたが、ヒースのジャックは、なんか病的で、ダークで、不敵な感じです。
あの、崩れたメークもちょっと怖いし、ただ看護婦の格好したりと、おちゃらけた部分は健在です。

私は、バットマンの役者はたくさん今までおりましたけれども、クリスチャン・ベール大好きです!!
彼のバットマンの時の声とか、何かしびれるわ!!
あんな声で夜をともにしたら、もう好きにして何でも言うこと聞くからって感じよ。

今回は、トゥーフェイスに、これまた私の好きなアーロン・エッカートが出演。
彼って、最近、悪役とか多いわよね。
このトゥー・フェイスも、何か悲壮感が出ております。

クリスチャン・ベールのバットマンになってから、ゴッサムシティーの街の表情は明るい感じなったのですけれども、ドラマはどっぷりダークな感じでなのよねぇ。

また脇を固めてるキャストがいいのよねぇ~。
マイケル・ケインの執事とか、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンもいい味だしてる。
最高のキャストじゃないかしら!!

でも、ひとつ不満を言わせてもらえば、マギー・ギレンホールってどうなの?
なんか、キルスティン・ダストン系の顔で美人って理由でも、きれいって理由でもない。
素朴って言葉がぴったりよね。
まぁ、多分もう出演しないとは思いますけれども。
次回は、クリスチャン・ベールに会うような、ブロンドの美人がいいと思うわ!!

夏の映画結構みてるけど、今のところバットマンがお勧めかも。
2時間半ありますけれども、飽きずに見れます。
私(わたくし)は見れました。

シリーズものって、結構パート2あたりでだれてくるじゃない。
でも、このダークナイトに関しては、本当にいい感じよ。
しっかり、丁寧に作っております。

あのバイク、格好良いわ!!
私もあんなバイクがほしいわ!!
免許ないですけれども。

とにかく、今年の夏は「バットマン ダークナイト」で決まりね!!!

ナオミ・キャンベルスープ