地球が静止する日のレビュー・感想・評価
全92件中、1~20件目を表示
光の大球から現れた黒の巨人!地球の命運は彼女に託された!
ジェニファー・コネリー大好きです!彼女が出ているからってのが一番の鑑賞理由かな。
公開当時、予告編で見られた建物が破壊(消滅)されていくシーンがすごい映像で・・・
いったいどんな成り行きであんな風になっちゃうんだろう、あの破壊からどうやって生き残るんだろうか、とすごい期待してたんです。 でも、思ったほど盛り上がらなかったし、最後もあっさり、えっ、えっ、えぇぇぇ!という感じだったと記憶があるだけで、どんな内容かも全く頭にありません。
「地球の静止する日」のリメイクということなんですが、どうなんでしょうか?リメイクされるということは、旧作はかなり面白かったんじゃないかと思うんですが、CGで迫力ある映像にしただけじゃダメっていうことなんでしょうね。
ジェニファー・コネリーは、相変わらず綺麗で魅力的なんですが、淡々と展開していく話にどうも集中できない。体調がイマイチだったのかもしれませんが、睡魔との戦いで何度も巻き戻しては見直しての繰り返しでした。
画面的にはド派手な映像で見応えありだと思うんだけど・・・
やっぱり、この作品、自分にとってはジェニファーありきの一本ですね。
本作品では、再婚相手の子供を一生懸命に愛する母親を魅せてくれました。この子供を含め、世界の人々を助けようと奔走する姿も魅力的でした。
ホンっと素晴らしい女優さんです。
ほかの監督に任せていれば…
キアヌ・リーブス主演のSFアクション映画。
本作はロバート・ワイズ監督の『地球の静止する日』(1951)のリメイク作品(原題はどちらも “THE DAY THE EARTH STOOD STILL”)だが、同作にも原作小説があり、本作を含め作品ごとにそれぞれテーマが異なると聞く。
東西冷戦下で製作/公開された『地球の静止する日』は核戦争への警鐘がテーマだったらしいが、本作での作り手のメッセージ性は別。
「地球を救いに来た」と語るクラトゥの真意は地球の生態系を守るために有害な人類を抹殺することだった。そのために環境保護が作品のテーマと捉える向きもある。
本作が製作されたのは、イラク戦争が事実上の終結を見たあと。
大量破壊兵器を保有するイラク・フセイン政権を打倒し、世界平和を守るというアメリカ政府の呼び掛けで始まった戦争は終結後、大量破壊兵器を発見できず、相手が誤った政治体制であっても口実を設けて崩壊させることが許されるのかが議論になった。
意に染まぬ小国の政権を内政干渉で覆すという手法は冷戦以降、大国の常套手段。
ウクライナやパレスチナでも同じことが繰り返されている。
殊にアメリカはイラク戦争以前も南米等で反米政権が誕生するたび対抗勢力を支援し、政権転覆を図ってきた経緯があり、その結果、チリのピノチェト政権のような虐殺国家も成立している。
本作には、イラク戦争終結後、一人勝ち状態だったアメリカが力任せの他国への干渉を続けることへの懸念という意図もあったのだろう。
本作公開の約5年後、アメリカが民主化したはずのイラクはイスラム国(ISIS)を名乗るフセイン政権よりもっと危険な勢力によって国土の多くを支配される羽目に。
作品に登場するナノマシーンの集合体ゴートが分散して人類を圧倒していく様子が、インターネットを通じて世界各地に拡散し、急速に勢力を拡大していったISISと重なるのは皮肉な一致といえる。
父親の戦死によるトラウマで攻撃的な性格に育ったジェイコブが、クラトゥに橋の転落から救われただけで心変わりするなど、ドラマの作り込みが浅いことが残念。
昨今の上映時間が長過ぎる傾向には大反対だが、本作の106分という短さにもドラマ部分への熱意の低さを感じるし、「CGありき」の印象を受けてしまう。自分の投稿前の時点での評価の低さ(星2.4)も頷ける。
危機に向き合うためには、立場や価値観の相違を越えて議論を深める重要性を示唆する描写は絶対に必要だったと思う。
監督スコット・デリクソンの代表作は「エミリー・ローズ」(2007)などホラー作品が中心。もし、「メッセージ」(2017)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを執っていたら、どんな作品に仕上がっただろうか。
人類から地球を守るのが使命
地球人類よりも高慢な侵略宇宙人
話の大筋はバイオロジカルに発展した宇宙人が人類にイチャモンをつけてきて滅ぼそうとしてくるというものなのだが、その論理立てや方法がとにかく稚拙。
キアヌリーブスはその先鋒なんだか使節なんだかよくわからない立ち位置で、途中で心変わりして最終的にその滅亡を止めてくれる。
途中に出てきた中国語を喋る先遣宇宙人のお爺さんと物理教授のお爺さんだかが語ってくれた内容が良いツッコミになっている。要は
「地球人って愚かだけどなんだか憎めないし好き」
「ピンチになったらちゃんとするから成長の機会を奪わないでほしい」
後者が特に宇宙人の攻め筋に対するカウンターになっている。
本当に大きなお世話なんだよね。
キアヌは相変わらずカッコいいのと、CGで描かれる宇宙人の技術力の高さの表現の数々は面白かったので、☆1。
グレてる黒人のガキと、ガンコな国防長官のオバサンはいらなかった。邪魔なだけ。
途中で寝た、
見てるこっちが静止しちゃいます。
ショートショート作品
この作品は短編小説を実写化したもの。
しかしこれだけの大作になるほど中身が濃いSF作品
キアヌ・リーヴス演じる男の視座は宇宙
一方この事態を収拾したいアメリカ政府
「地球を救いに来た」男は、政府高官が言った「私たちの地球」という言葉に反応する。
「あなた方の、地球?」
大きな齟齬を感じるシーンだ。
しかし、
人間こそが地球の寄生虫だと考える思想が一定数あるということなのだろう。
この作品が登場した時、アルマゲドンなど当時流行ったクライシス作品を別視点でとらえることが面白かったのだろう。
最後に男が「窮地に立てば人は変わることができる」と言って人類撲滅システムを停止させる。
いつも思うのだが、本当に人類が寄生虫なのだろうか?
プロパガンダや政治を使って誰かが儲かる仕組みを作り続けているほんの少数の輩のことを考えずにはいられない。
昨今叫ばれている地球温暖化
これが周期ではなく人類の所為だとするなら、1945年から始まった原水爆実験はすでに2000回も行われている事実をなぜ誰も指摘しないのだろう?
あんなものを2000回もしたら、地球の気候が変わっても不思議はない。
一般人は知ることもないことの責任を宇宙人は指摘するのだろうか?
そんな奴らと宇宙人が密かに会っているなどという陰謀論は、まさに陰謀論でしかない。
私がもし地球を救いたい宇宙人であるならば、一般人たちに真実を教え方向性を示すだろう。
この観点から、少なくともまともな宇宙人はまだ地球には来ていないと思う。
青ひげ
(個人的見解です)
ある日球体にのった地球外生命体が飛来します
軍隊と各分野の専門家達が秘密裏に召集され球体に近づき
球体からとてつもない光が溢れ
中身から人型の生命体が出てきて人類との感動の接触シーン、、
生命体撃たれます笑
チープなCGのロボットが暴れますが
すぐシャットダウンします笑
生命体は軍に捕らえられ
始めはゼリー状の服をまとった子供の人間(?)タイプですがみるみる成長していき
成人タイプとなります=キアヌ
地球外生命体が人間の姿を取り繕い目が覚めるというシーン
キアヌの剃りたてであろう青ひげがどうしても目に入り完全萎えました
今朝剃ってるじゃんってなりました
初回シーンだけはメイクで隠して欲しかった
居合わせた女性学者ジェニファーコネリーに助けられ(これも何故?となった)
軍事施設から脱出し
ジェニファーの家に匿われます
一緒に住んでいる実の子ではないウィルスミスJr
どうしても出演させたかったのか中々強引な家族構成となっております
車でキアヌの目的の場所に向かいます
ストーリー上仕方ないのかもだが
何故か子供も一緒に連れ出す置いていけよ危ないよ
やっぱり軍に見つかります
地球を助ける為に来た青ひげの地球外生命体
=人類を滅ぼせば地球が助かるという目的の衝撃の真実
チープCGロボットが虫になり全てを食い尽くしていきます
話の流れから飛来から僅か一日しか経ってないと思いますが
キアヌは人類親子の愛を垣間見て
まだ人類は滅びるには早いと急に心を入れ替え
親子を助け虫を消滅させ人類を助けます
この心変わりのトリガーエピソードが薄すぎる、笑
1日前は人類を滅ぼそうとしたのに
そんでお世話になった親子には何も告げず球体で帰っていきます
→エンドクレジット
地球は静止しませんしする設定もありません
皆様仰る通り思考が静止したお話でした
味がしないラーメンを食べた気分でした
ジェニファーコネリーはお美しい
テーマが浅いし深読みするほどでもない
他の多くの方も書いてますが、テーマが「人類から地球を救う」みたいな感じで浅いのです。ストーリーもありきたりで、あまり記憶に残らないというか…。
あと、70年も調査してきた爺さんの意見を来て1日2日のクラトゥが少し地球人と接しただけで覆してええんかって話ですよね。
パニック映画として観ても逃げ惑う人の恐怖感や臨場感みたいなのはほとんどなくて、大きなスタジアムとかがボロボロ崩れていくだけみたいな描写で手に汗握るみたいなシーンはないんですよね。しいて言うなら最初に隕石と思って衝突しかけるシーンぐらい。ちょっとCGに頼り過ぎてる感も否めません。
暇で暇で大して観たい映画もなくて時間を潰したいときにオススメです。
結末ショボい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
謎の球体が宇宙からたくさんやって来て、地球は大騒ぎ。
そしてそんな中で宇宙人キアヌ・リーブスを捕捉する。
キアヌ達は地球を守るため、地球の最大の敵である人類を滅亡させに来た。
女科学者が直接行動を共にし、話すことでそれを知る。
そして何とか人類は自分達を変えるので待ってくれと説得。
しかし、もう決まったことだと拒絶。
が、大統領と会って話してくれと粘り強く説得、了承される。
が、地球側の判断はキアヌらを攻撃して退散させることだった。
宇宙人で超人みたいなキアヌはそんなはものともしない。
心が動きかけていたキアヌの心証を改めて悪くするだけだった。
まさしく地球に本当の危機が訪れた。
その時、科学者が一緒にいた自分の息子を守ろうと必死になる。
それを見たキアヌが急変、人類には愛があるから大丈夫、
とか言って急に帰って行き、人類は事なきを得た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嫁はこの映画の評判を聞いてて早々に見限ってたけど、
先入観に左右されんおれは、偏見なくちゃんと見てた。
いやあ、普通に面白いし。何で大コケしたんかようわからんかった。
でも、最後の最後に来たあああああ!何じゃこのラストはあああ?
地球の最大の敵が人類である、ってのはまさに的を射ている。
だから地球を守るために来た宇宙人の目的は人類の滅亡。なかなかいい。
だが反省して新たにやり直そうと歩みだす人類。
そのひたむきさに感動して宇宙人は措置を延期、帰還・・・
これならなかなかいい映画になりそうではないか。
が、全てを駄目にしたのは、家族愛まで盛ろうとしてしまったこと。
しかも焦点ズレまくりで、キアヌはこの家族愛を見て、
何故かわからんけどそれで納得して勝手に帰っとんねん。
地球人には理解できん宇宙人のツボにたまたま入ったのか?(場)
それに、きっと宇宙の強大な権力が人類滅亡を決めたはずやのに、
何でキアヌの個人的な納得で急に帰ったんかも全く意味わからん。
お前が宇宙人の大ボスやったんか?
まあそもそもあり得んと思ったのは、
アメリカが宇宙人に戦争を挑もうとしたことやろなあ。
宇宙人から攻撃して来たならともかく、普通はそうせんやろ。
相手の方が高い文明持ってるのは考えたらわかるんやし。
あと、子役がぼっくりするほど可愛くなかった。
ぼっくりってタイプミスするくらい可愛くなかった(場)
容姿を中傷するわけちゃうけど、映画なんやからもうちょっとなあ。
色んなものが「ありがち」
CGに溺れた残念な映画の典型
ロバート・ワイズの「地球の静止する日」が
なかなか良かったので、
比較の意味で数年ぶりに再鑑賞。
しかし、初回時の印象がほとんど
残らなかった理由が解ったような気がした。
この映画では、
異星人が地球を滅ぼしに来た目的を、
環境を破壊する人類から他の生物
を救うためとの、
昨今の時流に乗ったような理由にしたが、
ワイズ版での、核兵器を持った地球人が
宇宙に進出した際の全宇宙の脅威
を取り除くため、
というスケール感からは後退してしまった。
また、異星人が人類抹殺(ワイズ版では
地球消滅)を中止する理由が、
人類のヒューマニズム垣間見に絆されて
というのは御都合主義的に安易で、
ワイズ版での科学者会議の意思を鑑みて
との決断に比べリアリティに欠ける。
監督の力量の差か、総じて、
あたかもCGによる映像を繋ぐために
ストーリー展開しているようにしか見えなく
陳腐な印象の作品だ。
新旧作品の比較以前に、本論を忘れた、
CG技術だけに溺れてしまった残念な作品
と言わざるを得ないだろう。
タイトルなし
人類が滅べば、地球は生き残れる。
確かに間違ってはいませんよねえ、でも実際は「何だかんだ自分達が生きている間だけ何事もなければ・・・」って少なからず思っちゃいますよね、「子供達や孫達にツケがまわってもいいのか?」という気持ちももちろんわかりますが。 球体やゴートなどの映像は良かったです! 内緒でトイレで息子に電話をして没収されるのかと思ったら、女性兵士に借りてもいいかと聞かれたのが印象に残りました、誰にでも家族はいる・・・。
浅くて中途半端に感じられました。
人類の審判を行うために突如現れた異星人と、科学者母子が交流する物語。
一言で言えば、凄く浅い映画です。
映画のメインストーリーは、冒頭に書いている通りだと思うのですが、その為のエピソードが決定的に欠けていて、共感も説得力も感じられません。
異星人と科学者の緊張感のあるやり取りや、息子の心の傷をもっと丹念に描くとか・・・色々と考えられると思うのですが、殆どなし。
CGを使った戦闘シーン等は流石の迫力でしたが、時間を費やすのはそこではないでしょう・・・と思わずにはいられません。
「異星人との相互理解」と「CGによる戦闘シーンの迫力」。両方得ようとして、結果両方得られなかった。まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺通りになった映画、という評価です。
人間が絶滅する結果にしない事に不満
Why did you come here? なんでそうなった?
そういえば2019年で9月に観に行った一番最初の映画が「マトリックス 20周年記念」、10月に観に行った一番最初の映画が「ジョン・ウィック3」。その前後でマトリックス三部作観て、ジョン・ウィックも1と2を復習の為に観たので最近やたらとキアヌ・リーブス観てるなぁ。と、そこでAmazonプライムの100円レンタルにキアヌ主演の映画が大量にアップされてて・・・よし!今月は今まで観てなかったキアヌ作品を観る「キアヌ・リーブス強化月間」にしよう!と思い立ちました。
前置きが長くなりましたが、とりあえず第一回は「ジョン・ウィック3」だったという事で、いきなり第二回「地球が静止する日」です。SFだから面白そうと思ったのですが、これはエコSFとでも言いましょうか地球の存続の為に宇宙人が人類を滅ぼしにくるお話。そんな宇宙人をキアヌが演じています。
キアヌみたいに端正な顔立ちだと無表情の宇宙人似合いますね!そして、出演陣が何故だか豪華!ジェニファー・コネリー、キャシー・ベイツ、ジョン・ハム、カイル・チャンドラー、そしてウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスまで!ジェイデン君がまだ幼い。こんな子供の頃から映画に出てたんですね。
しかし出演陣の豪華さに比べて内容はかなり薄味でした。なんか印象に残りにくい。クラトゥさんがあっさり心変わりするのも謎でしたし。そして2008年の割には宇宙人のロボットのCG雑じゃないですか?街が破壊されていく描写は気合い入ってましたけど。昔の映画のデザインをそのまま持ってきたのかもしれませんが、何だかロボットが背景から浮いてる感じがするんですよね。監督は「ドクター・ストレンジ」でもバックに気合い入ってたので背景の描写は好きのようですが、ロボット等にはあまり愛情がないみたいです。
敵わない相手でも武力攻撃を挑み更に悪化させる米軍の描写はありそうだなぁっと思いました。ちょっと調べてみると当時の大統領はジョージWブッシュ!優秀な父に比べて残念な2世大統領として有名で、あの後先考えずイラクへ攻めいって現地を大混乱に陥れた張本人。あー、こういう事やりそうですわ。その辺り正確に描かれてますね。
あまり世間一般には知れ渡ってないようなのですが、現在って第六回目の大量絶滅期の最中にいるって話なんですよね。因みに第五回の時に恐竜が滅んでいます。世界の昆虫の40%は絶滅傾向にあるみたいですし、人間以外の生物はガンガン滅んでいます。で、興味深いのは過去の大量絶滅と違って今回の大量絶滅は人間がトリガーになっているって事です。本作のクラトゥさんではないですが、人類はこのまま変わらないと本当に地球の生物滅ぼしてしまうかもしれないですよね!
(大量絶滅の話が気になった方は是非是非検索してみて下さい。エコへの意識変わるかもですよ。)
全92件中、1~20件目を表示