「宗教と科学について考える材料が多い作品」天使と悪魔 Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
宗教と科学について考える材料が多い作品
宗教と科学はとてつもなく奥が深い(と思う)。
バチカンの教皇とセルン(欧州原子核研究機構)を関連付けていて興味深い。
劇中に登場する歴史的建造物やセキュリティシステムは見応えがある。
情報量も多く一度の視聴で全てを理解することは困難である。
ラングトン教授(トム・ハンクス)がプールで泳ぐのは伏線。
相変わらず勘の鋭さと豊富な知識、仲間や味方の協力で事件を解決する。
悪を意図的に作り出して権威や存在を維持しようとするいわゆるマッチポンプは、宗教に限ったことではない。
賛否ある素粒子論についても考える材料が増えた。
前作『ダ・ヴィンチコード』では男女のシンボルが合体して出来た六芒星に言及していた。
今作は五芒星。
魔女狩りの魔女たちは科学者だったのかもしれないと思った。
インスピレーションを搔き立てる作品。
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