「デンゼルとトラヴォルタの“激突”に酔いしれる。」サブウェイ123 激突 いきいきさんの映画レビュー(感想・評価)
デンゼルとトラヴォルタの“激突”に酔いしれる。
クリックして本文を読む
☆
未見であるが“サブウェイ・パニック”を
トニー・スコット監督がリメイクしたという作品。
とにかく思うのはオリジナルにはなかったであろう現代的な要素の、
ネットなどのテクノロジーの使い方が中途半端で、有効に機能していない。
作中でも自嘲気味にヘリを使えよというセリフもあるが、
現金を輸送する意味は全くなく、
画が弱いので派手な映像を入れたかっただけのようである。
犯人ジョン・トラヴォルタの目的は一見すると
“落として”から“上げる”ことではあるが、ホントにそうだったのか。
手下と別れて、あんな重そうな現金を持ち歩く意味が分からん。
訳が分かりにいのか何度も出てくる
「死は神への借金である」と言うようなセリフが、
クライマックスへ繋がるわけであるものの、
いまいちピンとこなくて分かりにくく、真の目的はこういうこと?
と思ってしまう。
デンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタの“激突”と、
若いなぁ~という編集に酔いしれることが出来れば、
面白くないことはないので、ちょっと残念だったな。
☆
コメントする