「プロットに無理あり」ハンコック dobubobaさんの映画レビュー(感想・評価)
プロットに無理あり
この夏期待の目玉、Hancock見に行ってきました。予告編がとにかくおもしろそーで期待していたのですが、妻は「予告編でお腹いっぱい」ということで息子と二人で見に行ってきました。今回は彼女が正しかった・・・。やたらと評論家もだめだしするし、嫌な予感はしていたのですが・・・。
ウィル・スミスが主演で、ダメダメヒーローを序盤は好演。アイデアは本当に素晴らしいです。コミカルで笑えます。これまで、なかったタイプの映画です。だが、残念なことに、このへん全て予告編で視聴済み。
そして、奇をてらいすぎたのか、後半、誰も想像していなかったあらぬ方向へ映画は突入。ネタばれになりますので絶対に書けませんが、正直、あまりの脱線ぶりに「え~?」と思わず呻きました。ウィル・スミスの魅力を全く使いきれていないだけでなく(ワイルド・ワイルド・ウェストに続く彼のキャリアのワースト映画と烙印?)、共演のシャーリーズ・セロンや(なんでこんな映画に出ちゃったの?美しくて演技もうまくて好きだったのに・・・)、JUNOでブレイクしたジェイソン・ベイトマンのキャリアにも泥を塗りかねないB級(C級?)ポップコーン・ムービーになっちゃいました。
息子は、楽しんでいたようなので、(興行的にも大成功で初登場Box1位!)上質ではありませんがそこそこのポップコーン・ムービーと考えるなら、ウィル・スミスのファンにはおすすめします。続編はないでしょう?ハリウッドならやりかねないか・・・。
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