劇場公開日 2009年6月19日

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愛を読むひとのレビュー・感想・評価

全99件中、1~20件目を表示

4.5【91.6】愛を読むひと 映画レビュー

2025年8月12日
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鑑賞方法:VOD

作品完成度
本作の完成度は、一貫して抑制されたトーンと、細部にまで行き届いた演出によって、原作が内包する複雑なテーマを深く掘り下げている点にある。一見すると、これは単なる恋愛映画のように見えるが、その実、物語の核にあるのは、戦後ドイツの加害者世代と、その罪と向き合わねばならない次の世代との葛藤である。ハンナの抱える「読み書きができない」という秘密は、彼女の戦時中の行動、そして裁判での証言を左右する決定的な要素となり、物語全体の展開に不可逆的な影響を与える。この秘密を軸に、彼女の自己欺瞞、そしてマイケルの無力感と後悔が重層的に描かれ、観客は個人の愛と社会的な罪の境界線を問い直される。監督スティーヴン・ダルドリーは、この繊細なテーマをセンセーショナルに描くことなく、静謐なタッチで描き切っている。特に、ハンナがマイケルの朗読テープを聴きながら文字を練習するシーンは、彼女の贖罪と成長、そしてマイケルとの精神的なつながりを象徴的に表現し、強い感動を呼び起こす。
監督・演出・編集
監督スティーヴン・ダルドリーの手腕は、原作の持つ重厚なテーマを崩すことなく、映画的な視覚言語で再構築した点にある。彼は、登場人物の感情の機微を、雄弁な台詞ではなく、表情や仕草、そして空間の演出によって表現する。編集のクレア・シンプソンは、過去と現在を行き来する物語を滑らかにつなぎ、ハンナとマイケルの関係性の変遷を効果的に見せる。特に、法廷でのハンナと、傍聴席から彼女を見つめるマイケルの視線が交錯するシーンは、二人の関係性の断絶と、それでもなお消えない絆を暗示し、観客の胸に深く刺さる。抑制された演出は、物語の核心にある悲劇性を一層際立たせ、観客の感情を揺さぶる。
キャスティング・役者の演技
本作の成功は、そのキャスティングの妙に大きく左右される。特に、主演女優ケイト・ウィンスレットの鬼気迫る演技は、本作に計り知れない深みを与えている。
ケイト・ウィンスレット(ハンナ・シュミッツ役)
ハンナという難役を演じきったケイト・ウィンスレットの演技は、驚くほど多層的である。彼女は、マイケルとの愛に溺れる奔放な女性、職務に忠実な看守、そして裁判で己の罪と向き合う被告人という、異なる顔を持つハンナを見事に演じ分ける。特に、読み書きができないという秘密を抱えるがゆえに、法廷で屈辱的な選択を迫られるシーンでの、彼女の表情は観客の心を打ち砕く。プライドと羞恥心、後悔と諦念が入り混じった複雑な感情を、一瞬の目の動きや口元の震えだけで表現するその演技は、まさに圧巻。彼女の演技は、ハンナという人物の持つ人間的な弱さと、それでもなお保とうとする尊厳を鮮やかに描き出し、観客は彼女の行動を単純に断罪することができなくなる。この演技で彼女は、第81回アカデミー賞主演女優賞を受賞。
デヴィッド・クロス(若い頃のマイケル・ベルク役)
15歳の少年マイケルを演じたデヴィッド・クロスは、ケイト・ウィンスレットという大女優を相手に、堂々たる演技を見せる。彼が演じるマイケルは、ハンナとの出会いによって性的な目覚めを経験し、純粋な愛と官能に揺れ動く思春期の少年を瑞々しく表現する。ハンナが姿を消した後の喪失感、そして法廷で再会した際の困惑と苦悩を、その繊細な表情で的確に伝える。彼の演技は、マイケルの成長と内面の変化を丁寧に描き出し、物語に説得力を持たせている。
ラルフ・ファインズ(大人になったマイケル・ベルク役)
大人になったマイケルを演じるラルフ・ファインズは、過去のハンナとの関係から未だに解放されず、苦悩を抱える男の静かなる葛藤を表現。彼の存在は、物語の語り部として、観客にハンナとマイケルの物語の結末を暗示する役割を担う。ハンナの死後、彼女の遺産を巡って娘と話すシーンでの、過去の自分を振り返る彼の憂いを帯びた表情は、この物語が単なる悲恋物語ではない、より深い人間ドラマであることを示唆している。
ブルーノ・ガンツ(ロール教授役)
クレジットの最後に出てくるブルーノ・ガンツは、法学部の教授として、マイケルに戦犯裁判の傍聴を促す重要な役割を担う。彼は、過去のナチスドイツの罪と向き合い、それを次の世代に伝えようとする知的な指導者を、落ち着いた演技で表現。彼の存在は、マイケルが個人的な関係性から一歩踏み出し、社会的な罪という大きなテーマに向き合うきっかけとなり、物語のテーマ性を補強している。
脚本・ストーリー
デヴィッド・ヘアーによる脚本は、ベルンハルト・シュリンクの原作小説『朗読者』の複雑な構成を巧みに再構築。物語は大きく三つのパートに分かれる。少年時代のマイケルとハンナの恋愛、大学生になったマイケルが法廷でハンナと再会するパート、そして大人になったマイケルがハンナの死と向き合うパート。それぞれのパートが独立していながらも、ハンナの「読み書きができない」という秘密によって結びつけられている。このストーリーテリングは、個人の愛と、ホロコーストという歴史的な罪という、二つの異なるテーマをシームレスに融合させている。
映像・美術衣装
クリス・メンゲスとロジャー・ディーキンスによる撮影は、1950年代のドイツの空気感を見事に捉える。少年時代のマイケルとハンナの情事を描くシーンでは、光と影を巧みに使い、官能的でありながらもどこか純粋な雰囲気を醸し出す。一方、法廷や刑務所のシーンでは、無機質で冷たいトーンが、物語の重苦しさを際立たせる。衣装はアン・ロスが担当し、時代背景を正確に反映した衣装が、登場人物の社会的地位や心理状態を巧みに表現。特に、ハンナが看守として着る制服は、彼女の厳格さと同時に、彼女が自らのアイデンティティを形成しようとする様を象徴する。
音楽
ニコ・マーリーによる音楽は、物語の情感を静かに、しかし深く彩る。派手なオーケストラではなく、ピアノを主体としたミニマルなスコアは、登場人物たちの内面の葛藤や悲しみを繊細に表現。特に、ハンナが朗読テープを聴くシーンで流れる音楽は、彼女の孤独と、マイケルへの想いを静かに描き出し、観客の心に強く響く。主題歌はないが、このスコア全体が、作品のトーンを決定づけている。
受賞歴
本作は、第81回アカデミー賞において5部門にノミネートされ、ケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞。スティーヴン・ダルドリーは監督賞にノミネートされ、長編デビュー作から3作連続での監督賞ノミネートという快挙を成し遂げた。この受賞歴は、本作が批評家からも高く評価された傑作であることを裏付けるもの。

作品
監督 スティーブン・ダルドリー
129×0.715 91.6
編集
主演 ケイト・ウィンスレットS10×3
助演 レイフ・ファインズ A9
脚本・ストーリー 原作
ベルンハルト・シュリンク
脚本
デビッド・ヘア A9×7
撮影・映像 クリス・メンゲス
ロジャー・ディーキンス
A9
美術・衣装 ブリジット・ブロシュ A9
音楽 ニコ・ムーリー A9

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honey

3.5ホロコースト

2025年6月11日
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ゆうき

3.0結末のそのケイトウェンスレットが刑務所に入った後もそのケイトウェン...

2025年4月25日
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泣ける

怖い

驚く

結末のそのケイトウェンスレットが刑務所に入った後もそのケイトウェンスレットの彼氏が本を読んで、それを声を上げて朗読したそれをカセットテープに録音して、もう刑務所の中に居るその文盲のそのケイトウェンスレットに幾度も送り続けたでしたが、その原作をまだ読んでませんが、それが信じられませんが、その小説なりにその映画なりにそれがないと話が続いていきませんが、そのケイトウェンスレットが美人だが、戦前にナチスの女子刑務所の官吏で、またロマ人でさらに文盲だったが、戦後にその罪を問われ、一人責任を負ったが、法廷での法廷言語に黙秘権を行使しますがありますが、知的障害者や身体障害者だと自分の意見を自分の判断として自己責任として語れないですが

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39stepbacK

4.5原罪

2025年4月14日
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琥珀糖

3.0いきなり違う映画が始まってびっくりした

2024年11月9日
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自分 脚本家になろうとしたことがあるから分かりますよ
脚本 ってのは最初のところをうまく書くのは難しいんです
うまく滑り出して30分ぐらい持ってるとなると捨てるのはもったいないんですよ
そこで どうするか すったもんだ 考えてその後なんかネタをくっつけた
そんな感じの話に見えました
途中で飽きました

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わしのネタを映画化せいや!

4.5運命というものの重み

2024年3月11日
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なにわ

2.0頭の固いおっさんと、意味不明な行動。

2023年12月31日
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プライア

4.0気持ちの潔さが哀しい 死んだ人は戻らない

2023年9月24日
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Bluetom2020

4.5相似形の魂

2023年9月22日
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pen

5.0抱えてるもの

2023年7月29日
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泣ける

悲しい

難しい

観る前のイメージでは、
また年上女性とのひと夏の恋ですかと。
また若者の性はとまらんが年取ってから懐かしく思い出すわよ、かいなと。
ですが中盤からガラリと変わり、
涙なしでは見れない展開になります。

そこまでが微妙に見ててキッツイなあって気分にもなるのですが。
とにかくケイト演じるハンナが、まあどこがどう魅力的なのかは
つかみにくいが
何か悲しい秘密をもってるんだろうなってのは
匂っていてそこがひきつけられる。

抱えるにはあまりにも重く、
とても他人に打ち明けたり分かち合えるようなものでもない。
孤独だ。

これは被害者にあたる彼女の方も同じで、
あまりにも重い悲しみはむしろ分かり合えないし
分かち合えない。

少しは物がわかったかと思った主人公マイケルが二度、三度と
打ちのめされていく姿は観ていて
自身の思いもなんとも生ぬるいのだろうかと
突きつけられる思いである。

当初はニコール・キッドマンを予定していた役だが、
実際に見るとケイト・ウインスレット以外に考えられない。
ケイトはすごかった。
そこに座って、歩いて、それだけでハンナを表現してた。
さすがアカデミー主演女優賞。
すばらしかった。

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ひよこまめぞう

5.0「チャタレイ夫人」がわいせつ?お前が言うな

2022年11月23日
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kossy

4.0初体験の相手の思い出

2022年11月10日
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ダフィットクロス扮する15歳のマイケルは、学校帰りに病気になり動けなくなっていたところケイトウィンスレット扮するハンナシュミッツに助けてもらった。
思春期の僕が年上の女性に裸で迫られれば、そりゃあ抵抗の余地が無くなってずっぽりはまってしまうだろうね。男性にとっては夢の様な話だろうが、ハンナからするとただ持て遊んでいただけかもしれない。しかし15歳の僕には一生拭えない出来事になってしまった。
ハンナは常に本を読んでもらう事を好んでいたが、その後ハンナはマイケルの前から突然消えてしまい、マイケルが法科の学生としてゼミで裁判所の裁判を傍聴した時、偶然ハンナが出廷していた事で再会した。実はハンナはアウシュビッツで看守をしていて裁判にかけられていたと言う重い話。ハンナには秘密があった。
初体験の相手にず~と引きずられてしまうが、男にとってはやむを得ないだろうね。そういうもんだからな。ケイトウィンスレットの体当たり演技は官能的で素晴らしかった。マイケルじゃないけど、引きずられてしまうね。だけど、ラストシーンで娘に父親のこの手の青春の思い出を語るのはちょっと考え物だと思うな。

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重

2.0むう、

2022年9月25日
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いろんなことを思うけど、ま、見た記録のためのレビュー。

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みけい

4.0願いのような作品

2022年9月5日
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二次世界大戦後のドイツを舞台にした悲哀の物語。
スティーブンダルドリー作品でしたが、いまいちピンとこなくてスルーしてました。
が、プライムで見かけたのでふと観てみることに。
ケイトウィンスレットの佇まいが良く、その芝居もとんでもなく惹かれるものがありました。
そして若きマイケルを演じたダフィットクロスも、その肢体が若さに満ち溢れていて別の魅力に溢れてましたね。
二人のロマンチックな逢瀬は、その時代背景に大きくその運命を歪めていく。
…といった話でしたが違いました。
いや、あくまで個人的にですが、違うように見えてきました。

裁判から急激にシリアスになり、それぞれの葛藤を描かれていきます。
その辺りからいくつもの小さな「なぜ?」があったのですが、二人を通じもっと広く描いたものに見えてきました。
裁判自体アウシュビッツ裁判でしょうし、ここを主軸のようにじっくり描いていきます。
そんな中教授の言葉は、むしろ我々に投げかけてくるようでした。
文盲とそれを隠すのはロマ族(ホロコーストと同じ虐殺対象)だとは薄々分かるのですが、それをはっきり示さないのも"あえて”なのでしょう。
後悔の念と何処か目を背けたい過去。
手紙に目を通さなかったりと、ちゃんと向き合えないやり取りの末の別れ。
そうして迎えたラスト。娘に話し始めるその姿は、まるで希望を託しているようでした。

そしてこのラストで、はっきりと自分の中で腑に落ちたのだと思います。
これはドイツそのものを描いたものではないだろうかと。
できればなかった事としたい恥ずべき歴史ナチスドイツ(ハンナ)、それを未だどう向き合えば良いのかわからないままでいる現ドイツ(マイケル)、そしてそれらを踏まえ乗り越えてほしい未来への希望(ジュリアン)。
歴史を受け継ぎ、過去に目を背けず、これからの未来へと繋ぐ。
ドイツという国への問いかけと、願いのような作品と感じました。

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白波

4.0甘美な物語にこもる戦争悲劇

2022年7月13日
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泣ける

悲しい

怖い

バスの車掌をしている疲れ果てた女性が、
ふとした切っ掛けで15歳の少年をくわえ込んだ物語の端緒は、
デボラ・カーの『お茶と同情』を思わせました。

親と子ほども離れた不実な恋物語の始まりを感じさせましたが、
謎の女の正体を求めて、
上級なシナリオはサスペンス豊かにグイグイ引っ張って行きます。

声がいいから、と少年に本の朗読をせがむ
家族の気配がない不思議な女は、
職場の勤務状態が良いから、事務職に昇進を告げられた日に失踪する。

8年後、
少年が女を見たのはユダヤ人収容所の看守だった女を裁く法廷。

不思議な女を演じるケイト・ウィンスレットが秀逸です。
目の演技が、他に比較できない印象を残しました。

彼女の出生の秘密は明かされなかったかも知れませんが、
少年の経験は、彼の一生に大きな影をもたらす、
甘美な初恋だったことは間違いありません。

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ezu

3.0前半とは一転後半は切なく重い。 どうにもならない感情が渦巻きます。...

2022年6月21日
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前半とは一転後半は切なく重い。
どうにもならない感情が渦巻きます。
最後の面会、お互いにあと少し素直に歩みよってたら違った形になったのかなぁと思いつつも、文盲な彼女を彼は最後まで愛し守ったんだと思う。

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よっしー

3.0ちょっとよくわからない

2022年6月3日
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越後屋

4.0あなたならどうするか

2022年4月28日
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映画中盤、法廷でのハンナのひと言。

あなたなら、どうしたか?

この言葉に集約される物語。

もしも裁かれている時に、ハンナが正直に答えていたらどうなったか。
マイケルがハンナを助けんと立ち上がったらどうなったか。

私ならどうするだろう。

そんなお話でした。

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映画鑑賞初級

4.0プライドとは命懸けで守るもの。

2022年2月18日
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もし罪深い私を盲目的に愛して求めてくる青年がいたら、どんなに愛おしく感じる事だろう。そしてそれはほんのひととき自分の人生に輝きを灯してくれる。

原作も映画もこの点を外す事なく描いていたのが良かった。

それは、青年の人生には問いかけを、彼女の人生には答えを与えてくれた物語。

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大粒 まろん

4.0朗読を通じて育む神秘的な愛...

2022年2月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

原作は読んだことないし、鑑賞前まではごく普通のラブストーリーかと思いきや全然違った。
とても深刻な物語だった。愛、差別、葛藤、秘密...挙げきれないほどたくさんの要素が組み込まれている。
胸が締め付けられるように苦しくて、鑑賞後何とも言えない感情を抱いた。特に後半からラストにかけての展開は驚きのひと言に尽きる。
本作の主人公ハンナを演じたケイト・ウィンスレットは登場人物に命を吹き込むのが本当に上手い。どんな役であっても自分のものにというかその人物そのものになってみせるのだから驚きだ。

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しゃい
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