007 慰めの報酬のレビュー・感想・評価
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違う、そこを見たいんじゃなくて!
冷戦後の、ひとつの物語。
前作の流れを汲みつつ、冷戦後の各国の思惑、今の、今後の、世界においてキーとなるモノを浮き彫りにしている。力の源泉、それは、金であり、頭脳であり、権力であり、美しさであり、また、人を思う気持ちであったり。
様々な物事が容易に国境を越えていく現在、国家を基盤とするエージェントたちは何処に向かうのだろう?
アクションも、プロットも申し分なし。
「ゴールド・フィンガー」オマージュも嬉しいですね。
(↓2023.08.27再鑑賞↓)
愛する(愛した)人を害した者に対する復讐を考えない人間はいない。きっとそうなんだろうな。そして、その復讐を果たしたトキ、人は何を思うのか?その報酬は何なのだろうか?自己憐憫のその先にあるものは?
愛ゆえに自らの死を選ぶ、そんなことができるくらいに誰かを愛せたなら、その人生はそれだけでも満たされるのかな。
どんなに賢さを有していても、人が人を求める性は変わらないだろう。理性と感情と。コントロールすることが叶わない瞬間が訪れる、人間の不思議。
カミーユ役の女優さん、ウクライナの人なのか。言われなければ、ラテン系の人位にしか思わなかった。2023年の今、彼女に去来しているものは何だろう?そんなことも思う。
派手で見所はあるが記憶に残らない
余裕がねぇ
the great Bond
this movie is i think its great .
first, the actor of Daniel Craig he is so amazing
he can creating new James Bond style in 21st centry
second , most of the people says there is no Q blanch
or bond is so dry yes of course nothing to say about this movie about these part but let you think about one moretime , Bond is lose someone who is the most lover the last time in Casino Royal and he is start to understanding this job is not so easy
i think he will be good spy in the future
here is proof of graduate rookie and he is grew up of top agant in MI6 if you want to see what is this , look this movie Skyfall
god bless you Bond forever !!
守りに入って中継ぎになってます。
期待していたんですが、いま一つ面白くなかった。
前作「カジノロワイヤル」は新しいボンドを作るということで、いろいろな新しいことをやっていて面白かったんですけど、今回のは完全に守りに入ってます。
前作から1時間後という設定なので当然ですが、前作をかなりひきずっていて、前作を見ていなければついていけないと思います。
私は見ていましたが、かなり前なのでうろ覚えで、特に外国の人なので顔と名前が一致せず、ついていくのに苦労しました。
愛する人の復讐とか言われても、連続で見ていなければ、感情移入は難しいでしょう。
前の方も書かれていますが、これを見にいくのであれば、前作を見ていたとしても、直前にもう一度見直していった方がいいと思います。
あと、ボンドはそれなりにかっこよくて、アクションもそこそこなんですけど、悪役がかっこわるくて弱そうだったのが残念でした。
謎の組織の幹部らしいんだけど、続編を意識しているせいかこの謎の組織というのがよくわからず、(だから謎なんだけど・・)利用されるボリビアの将軍も出てくるんだけど、これも兇暴なだけでかっこわるかった。
結局、誰と戦っているのかよくわからず、ボンドガールの復讐のお手伝いみたいなところがメインになっていて、終わり方もすごく中途半端でした。
この映画は前作の続き、次回作のつなぎというところのようですので、あまり期待せず、ボンドのかっこよさとアクションを楽しむぐらいの気持ちで行った方がいいと思います。
二十二作目 前作よりの続き
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
以前観た時には『カジノロワイヤル』と繋がっていたのにその内容をすっかりと忘れていたので、内容があまり掴めなかった。そこで2017年に改めて『カジノロワイヤル』と共に連続で観直して書き直してみた。
前作に引き続き今までの007と随分と違う。ボンドは気の利いた冗談は言わないし女たらしでもないし、いつもしかめっ面で復讐一筋・任務一筋な働き者になっている。クレイグ版以前の一時期の過去の作品群は娯楽を追求するあまりに派手で軽くなりすぎていたと感じていたこともあり、この新しい演出は007の質感を高めることに成功している。
しかし同じような軽くはない活劇中心路線でも、前作『カジノロワイヤル』のほうが物語に深みがあったし面白かった。前作であれだけ引っ張ったヴェスパーの話の結末が、もっとはっきりと描かれるのかと思ったらそうでもなくてすっきりしないのがあった。物語の内容よりもとにかく派手な活劇が中心になったが、その分物語が薄味になっていた。
友情物語!?
007の新たなミッション
この作品が製作されることを聞いたとき素直にこう思いました。前作「カジノ ロワイヤル」が“ジェイムズ ボンドが007になるまでの物語”ならこの作品は何なのでしょうか?ファーストミッションと考えればいいのでしょうか?そして、もし第1作目「007/ドクター・ノオ」以前の語だとするのならどうしてあんなに情報技術が進歩しているのでしょうか?まったくわかりません。まあ、それはともかく・・・
今回の敵はある組織に所属するドミニク グリーンという男。
南米・ボリビアの砂漠の下に眠っているとされる天然資源(水)を不正な手段で手に入れようとする彼の企みを007がどう阻止するのかがポイントになっているようです。
注目はダニエル クレイグとMを演じるジュディ デンチの演技でくらいしょうか?
前作「カジノ ロワイヤル」に引き続きダニエル クレイグはとても魅力的なジェイムズ ボンドを作り上げていて、彼のファンであれば大いに満足する事でしょう!特に女性ファンはMによってクレジットカードをキャンセルされた時の空港職員(?)への対応は必見です。私としては彼がバイクを使って陸から船へ飛び移るシーンとエレベーターでのシーンが好きでした。それから、ジュディ デンチはさすが大女優といった感じですね。貫禄があるというか何と言うか、とにかくよかったです。
しかし、見終わった後に多くの疑問が残ったのも確かです。例えば、なぜカーチェイスやボートチェイスの時に空撮が1度もなかったのでしょうか?なぜオルガ キュリレンコのキャラクターがあのタイミングで“車に乗って”と言って現れるのでしょうか?ドミニク グリーンが水を手にした後一体何がしたいのでしょうか?なぜあの建物の中にあれだけの爆薬が仕掛けられていたのでしょうか?等多くの疑問が残りました。それから、残念だったのは今回のボンドガールが演技派女優ではなかったということです。映画の後半に彼女が演じるキャラの過去について語るシーンがあるのですが、あまり役に入りきれていなかったような気がします。まあ、メリル ストリープをボンドガールにするわけにもいきませんし・・・。(笑)
まあ、結論としてはダニエル クレッグファン以外はレンタルで十分でしょうかね。新鮮な驚きや衝撃の展開があるわけでもないですし・・・アクションシーンも今までの007作品よりわかりにくいですし・・・。予告編でダニエル クレッグが砂漠のド真ん中でマシンガンを構えるシーンもないですし・・・(!)
もう一人のボンド
カジノロワイヤルを観て後にすぐこの作品を鑑賞。はじめダニエルクレイグを観た時、悪役顔だなと感じ、いままでのボンドとは遠い印象の俳優だと感じた。しかし考えてみるとスパイが善玉というのも変な話だし、リアルスパイという意味では、いままでのボンドがあまりにもファッショナブルに過ぎたという気にもなる。
ダニエルボンドは、これまでのボンドよりもジョークの要素が少なく冷淡で無愛想な印象があり、あまり英国紳士的な優雅さはないが、いままでのボンドよりも人間臭く親しみを感じる側面もある。総合してみると、彼以前のボンドとダニエルボンドとはある意味別人と考えてもいいのかもしれない。
作品的には、良くできている。彼になってからのほうがシリアスな要素が強くなった分、エンタメアクション映画的な要素よりも、スパイ映画としての魅力と要素が増したかもしれない。
現在、配給会社の資金難で無期限製作延期らしいが、今後の作品も是非観てみたいと感じた。ラストで、ボンドがロシアへ行き、復讐らしきことをするシーンがあるが、そこだけちょっと意味が分からなかった。近々にもう一度観てみたい。
今後のボンドの成長が愉しみ
2009年の口開けにぴったりの作品。
かつて007、緊迫したスパイ活動を支えていたものは優雅さとユーモアだった。ゆったりと伸びる重低音が印象的なジョン・バリーのスコアも、007特有の雰囲気を盛り上げるのに不可欠な要素だった。が、反面、ボンド役が代わるごとに荒唐無稽さも目立つようになり、アクション映画の先頭を走っていたシリーズもいつのまにか後方に置いて行かれてしまっていた。そんな状況を一発で軌道修正したのが新ボンド、ダニエル・クレイグによる前作「カジノ・ロワイヤル」だった。痛いほどの格闘、そして旧作ではほとんど描かれたことがない拷問もある。敵のボスと遭遇しても、以前のような戯言の応酬はない。即、命懸けの闘いとなる。新007を支えるのはスピードとリアリズムだ。音楽も引き締まったタイトなサウンドとなり、効果音も高音域を開放したキツイものとなった。さらに、今作は106分という、昨今の大作としては異例の短さだ。無駄な贅肉を削ぎ落とした新ボンド・シリーズ、今後の楽しみは、徐々に優雅さとユーモアを身に着けていく過程かもしれない。
劣化版ボーンシリーズ
ただのアクション作品
007シリーズと言えば最新秘密兵器、スマートなアクション、ボンドカー、など・・・定番ですが、ジェームズボンドがダニエルクレイグに変わってからは意味不明なストーリーと肉体アクションだけになってしまい、もはや007じゃなく普通のアクション作品になってしまった。
007シリーズを全て観ている訳じゃないし、そんなに新作を待ち焦がれるほどじゃないんで、ジェームズボンドに執着しているんじゃないんで楽しければいいと思うが、シリーズのファンはどう思っているのだろう?
私個人的な意見としたらボンドカーとボンドガールだけは必要以上に凝って欲しいの願望。今回のボンドガール、オルガキュリレンコはヒットマンと言う作品で観ていた為魅力ありと楽しんでいたのに、ボンドガールの役目は出来てなかった様に思う。オルガキュリレンコが悪いのじゃなく魅力を引き出せなかった監督、脚本家に難あり。
次もダニエルクレイグでやるんだろうなぁ~肉体アクションはいいとしても、ストーリーをお願いしますよ。ピアースブロスナンが懐かしい。
超人的なのに人間くさいところがいいのに!
前作が良かったのに。。。
映画館で観れず残念な気持ちを抑え、やっとDVDで観ることができました。前作以上にアクションシーンは強烈で前半は息をつく間もないシーンの連続でした。ただ、全体を通して、今回は話が分かりづらく、敵もあまり、迫力のある俳優さんでないし、展開やシーンの切り替えがざく切りなため、観ずらい印象が残ります。Mは登場し過ぎだし、結局どんな悪いことをしているかというのが、描かれてないので、敵のすごさとか悪っぷりがわかりにくいまま、進んでいってしまった感があります。前半のアクションシーン(ボンドがスパイを追いかけるシーン)は前作のカジノ~の追いかけるシーンと少し被ります。ともあれアクション映画としては楽しめると思います。
どれがジェームズボンド?
もう一度鑑賞したらスコア&レビューが変わるかも
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