「Quantum of Solace」007 慰めの報酬 もんさんの映画レビュー(感想・評価)
Quantum of Solace
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007シリーズ第22作
『慰めの報酬』
前作『カジノロワイヤル』の続編にあたる作品。
なのだが
前作からあまりにも時間(制作)が経ちすぎて雰囲気がスゴく変わりました。
そこがちょっと惜しかったですね。
アクションは前作同様、血まみれになりながらあの手この手で殺そうとするリアルな戦いでした。
そして
遂に登場!謎の組織“クァンタム”
スペクターみたいなポジションなんですかね?(『スカイフォール』ではまったく話が出てきませんでしたが)
是非もっと物語に絡ませてほしいです!!(24作目と25作目はまたも前後編になるらしいのですが、これはやはりクァンタムが絡むんでしょうか?)
続編という事で上映時間はかなり短くなっていましたが、ヴェスパーの死を乗り越えられず苦しんでいるボンドの姿がきちんと描かれていて良かったです。最後はヴェスパー死を乗り越えた……ように振る舞いますがMにはお見通しでした。
余談ですが、何だかんだ言ってボンドを信頼し、心配しているM。バーナード・リーやロバート・ブラウンの時もそのようなシーンがちらほらありましたが、ジュディ・デンチのMの時は特にそういうシーンがあって、改めてスゴくいいキャラクターだなと思いました。
物語が終わると
前作には無かったあのガンバレル・シークエンスが!!
最後に持ってきたという事は、新時代の007(キャラクターとしての)が完成し、ここから007の物語が始まるという事なのでしょう!!
007新シリーズ
これからとても楽しみです!!
『慰めの報酬』
4.0とさせていただきます!!
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