「オシャレ感」007 慰めの報酬 yumekoさんの映画レビュー(感想・評価)
オシャレ感
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カジノ・ロワイヤルに引き続き、新作を観るために、公開当時の劇場鑑賞以来の2度目。007は劇場で観たい派。そして、今回も、すっかりストーリーは忘れていた。13年前に劇場で観て以来なので、やはりほぼ覚えていないよね。
ネットによると、酷評されたらしいが、私は楽しめた。タイトルも意味不明だと言われているらしい。
そんなことは気にならなかった。
前回より、ストーリーではない背景などがオシャレだと感じた。色合いも美しい。芸術性を感じる。
馬のレースのところの色合いが美しかった。
そして、イタリアの古くて歴史ある美しい建物の中でのアクション。オーストリアのモダンなオペラ。
今回から最新作まで、スーツはトム・フォード。
007のスーツ、カッコイイ。
そしてストーリーは、少し複雑だがなかなか良かった。
愛する人に裏切られたボンドが、心の傷をかかえながら、それでもなお、まだヴェスパーを愛している。愛する人を失った喪失感。復讐の鬼になっている。同じように愛する人たちを失ったことで、復讐を誓うボンドガール。
ヴェスパーの愛した元彼。
殺さなかったことで、ボンドの成長を感じた。
マティスとフィールズかわいそうだったな…。
マティスには、あのまま隠居生活を送って欲しかったな。フィールズのオイルまみれはゴールドフィンガーのオマージュとはいえ、つらい…。フィールズ可愛くて好きだったのに。Mの言うように。普通の人だったのに…。
さて、次はスカイホール。
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