劇場公開日 2009年2月20日

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「唇の紅さが印象的でした」チェンジリング くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5唇の紅さが印象的でした

2009年3月12日

泣ける

悲しい

知的

見終わった後の最初の感想は、アンジェリーナ・ジョリーの唇の紅い色が強く印象に残りました。
全体的に少しハッキリしない色調の中に、彼女の顔が映し
出された時の、唇の色がとても印象的でした。
あの紅い色は、我が子の為に権力へ立ち向かう、母親の強さを
表してるのかな。

アンジェリーナ・ジョリーの演技も良かったですが、イーストウッド監督の素晴らしさに今回も魅せられました。
この重い内容の映画を、飽きることなく、逆に惹きつけ
られるように観ました。

とは言え内容的に少々悲しい気持ちで観ていましたが、エンディングで少しではあるけれど希望を見せてくれた事で、見終えた後
私にも勇気が与えられた気がします。

くろすけ