劇場公開日 2009年12月23日

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「パンドラの星のナヴィ達 vs スカイ・ピープルの戦争映画」アバター(2009) Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5パンドラの星のナヴィ達 vs スカイ・ピープルの戦争映画

2024年5月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

パンドラ星の生命体ナヴィのビジュアルは癖が強いので好みが別れると思う。

足が不自由でコンプレックスを持つ主人公ジェイク・サリーが、バーチャル装置のようなものを使って歩いたり走ったりして歓喜する。実際はバーチャルではなくて別の生命体(人間とナヴィのDNAをかけ合わせた肉体“アバター”)とリンクしているので、『マトリックス』のようにあちらの世界(アバター状態)で受けたダメージは、実際のこちらの自分も同様のダメージを受ける。
成長物語でもありラブロマンスの要素もあり、今作のみでも十分完結しているので満足度は高い。
映像の迫力、美しさ、BGMも最高。

映画館でSDメガネをかけて視聴した時の感動が忘れられない。
観るというより、そこにいるという感覚が楽しくてリピートしたのは今となっては十数年も前のこと。

円盤や配信を自宅鑑賞するなら前編後編で2回くらいで区切って観ると良いかもしれない。
続編の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(3時間 12分)の配信を家族と一緒に2日に分けて観たら好評だった。

一番好きなシーンはジェイク・サリーがトルーク・マクトを手懐けるところ。

Don-chan