「スター・スポック。」スター・トレック ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
スター・スポック。
う~んと昔に^^;TVでやっていたのは覚えているんだけど、
そして、カークとスポックあたりまでは分かるんだけど、
ぜんぜん…というよりまったく初心者に近い状態だった私。
…ですら!楽しめる作りになっているのが素敵♪
過去の云々、SFの定義、細かいつじつまを吹っ飛ばして(爆)
超娯楽大作に仕上げたんだから、ま~いいじゃないっすか!
そもそも私など、あのテーマを聞くと
「アメリカ横断ウルトラクイズ」を連想してしまうくらいだし^^;
カーク船長…の青春時代。ということで、血気盛んな若者、
C・パインが大活躍してるんだけど、イイっすね~この子!
ホント血の気が多そうで^^;やぶから棒なことやりそうだし。
反対にZ・クイントが冷静沈着、理路整然タイプなもんだから
あはは♪この二人じゃ、まったく合わないわな~という感じ。
しかしこういうのが揃うと(例えば実際の組織なんかでも)
互いの相乗効果が仕事に利をもたらしたりするもんだしなぁ。
SF社会もイロイロと大変なんですね!?という親近感あり。
そもそものシリーズを観ていれば、俳優同士の対比もできて
面白いだろうな~とは思うが、けっこう豪華で遊び心溢れる
キャスト陣が良かった。まぁ♪お元気だったのですね!?の
L・ニモイをはじめ、K・アーバン、E・バナ、B・グリーンウッド、
S・ペッグ登場に大笑い、W・ライダーの老け顔にはビックリ、
A・イェルチンはターミネーターも楽しみじゃ~♪の面揃え。
これだけ出してくれれば(爆)別段何の文句も付けようがない。
でもやっぱりL・ニモイにはあの風貌からして^^;子供の頃、
この人は絶対に人間じゃないと確信していた!(スイマセン)
のちにスパイ大作戦でパリス役(そうか!スパイだったのか)
スリーメン&ベビーでは監督業(なんだ、やはり人間なのか)
…とあらゆる変遷を辿るものの^^;やはり彼はスポックさんだ。
新旧並んでいるところなんて(今回も適役)素晴らしい構図。
SFそのものに詳しくない自分は…(とはいえ大ファンだった)
「宇宙戦艦ヤマト」で体感した?ワープの、あの重~い感じが、
随分今作では軽々と見えて仕方なかったが、
USSエンタープライズの登場シーンにはワクワクしてしまった。
ラストも上手く盛り上げたな~感のある上々な仕上がりだ。
(今回の☆は若スポックですねぇ。誰かあの髪型やらないかな)