「戦争はこんなにも変えてしまう」マイ・ブラザー こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争はこんなにも変えてしまう
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人格者の兄がアフガン派兵から奇跡的にもどってきたら
別人のように性格が変わってしまっていた。
この映画の方が(もとのヨーロッパの映画のほうも)先だと思うけど
米ドラマのHOMELANDも似た設定だ。
常にそこに起こりがちな状況であるという
認識なんだろう。
戦争はここまで人を簡単に壊してしまう。
物理的にも内面的にも。
また、愛国心にもえる正義感の強い人ほど
そうなりやすいのかもしれない。
心の傷を乗り越えることができるのかどうなのか。
乗り越えると言っても、抱えながら、
何十年も過ごさねばならないと思うと、
本人にとっても家族にとっても
あまりにも重い十字架ではないか。
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