「隣のお客さんは、一緒に唄ってた(苦笑)」歓喜の歌 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
隣のお客さんは、一緒に唄ってた(苦笑)
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劇場は50代以上と思われる方々で、
8割の入り。所々から、ご老人特有の
香りも漂ってくる、そんな雰囲気でした。
ただ、私はどうやらF3・M3層と
趣向が合う様で、大いに楽しませてもらいました。
話は、やる気のない公務員のダブルブッキングから始まる。
そこから、幾つかの出会いを重ね、少しだけやる気を取戻し、
ハッピーエンドで終わる。あえて、やれば絶対感動するだろうなぁ、
とのシーンをカットして(エンドロールの時とかに、想像して
気がついたらニヤニヤしてるなんて、空想で遊べますから、
この手法は大好き。なんでもかんでも、映せばいい訳でないでしょう)。
ママさんコーラス隊が主役ですが、
唄うシーンも少なく、この匙加減も絶妙でした。
隣の、御婆ちゃんが一緒に唄っていたのは、ご愛嬌(笑)
『フラガール』みたいに、
普段お目にかからないものであれば、
フルで流すべきでしょうが、コーラスは、よく見ますからね。
あまりにこだわりすぎると、ドン引きしちゃいます。
役者陣も、復帰してきた安田成美をはじめとして、
かなり豪華で、主役から脇役まで、芸達者ぞろいです。
その点も、コメディでありながら、落ち着きをもたらしています。
今日は、ご年配の方々ばかりでしたが、
若い人も楽しめると思いますよ。
下にも書きましたが、笑いのツボに、
多少のズレは生じるでしょうが(苦笑)
【ご参考】
×・・・シャラポワ、筒井道隆
○・・・立川談志、立川志の輔
これ、私は大笑いしたけれども、
劇場内が笑いに包まれたか、包まれなかったか、です。
特に、シャラポワは私だけが笑ってしまい、ちょっぴり
恥ずかしかったです(苦笑)
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