「結局宇多田のダンナのPV」GOEMON 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
結局宇多田のダンナのPV
「CASSHERN」で2時間半近いPVを作り上げた紀里谷和明がまたやってくれた!
天下の大泥棒・石川五右衛門の話を、好き勝手に、新感覚の2時間PV時代劇に仕上げた。
とても時代劇とは思えない西洋の中世のような作品世界。
豪華絢爛な衣装。
スーパーサイヤ人のようなスーパーバトル。
固定概念に縛られる事なく作り上げた世界観には、天晴れとも唖然ともする。
でもそれなら、石川五右衛門とか主人公にしなくたってイイじゃん!…と、つい思ってしまった。
オリジナルのキャラクターが躍動する異世界のファンタジー・アクションにした方が良かったのでは?
そうしなかった紀里谷の狙いは何だったのだろう?
史実もいろいろねじ曲げちゃったし。
俺ってかっこいい…と自分惚れしている紀里谷の顔がチラつく。
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