劇場公開日 2009年5月1日

  • 予告編を見る

「結局宇多田のダンナのPV」GOEMON 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5結局宇多田のダンナのPV

2012年10月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

笑える

単純

「CASSHERN」で2時間半近いPVを作り上げた紀里谷和明がまたやってくれた!

天下の大泥棒・石川五右衛門の話を、好き勝手に、新感覚の2時間PV時代劇に仕上げた。

とても時代劇とは思えない西洋の中世のような作品世界。
豪華絢爛な衣装。
スーパーサイヤ人のようなスーパーバトル。
固定概念に縛られる事なく作り上げた世界観には、天晴れとも唖然ともする。

でもそれなら、石川五右衛門とか主人公にしなくたってイイじゃん!…と、つい思ってしまった。
オリジナルのキャラクターが躍動する異世界のファンタジー・アクションにした方が良かったのでは?
そうしなかった紀里谷の狙いは何だったのだろう?
史実もいろいろねじ曲げちゃったし。

俺ってかっこいい…と自分惚れしている紀里谷の顔がチラつく。

近大