「アメリカ映画は、変わってきた。」君のためなら千回でも 上海十月さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ映画は、変わってきた。
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ドキュメント畑の監督らしくアフガニスタンの言葉で映画にしてます。かつてハリウッド映画でアメリカ以外の国々を描くとみんな英語をしゃべらさせられる。この不自然さにアメリカ人自身もようやく気が付き始めた。世界が狭くなった証拠でしょう。70年代のアフガニスタンを再現してます。主人公にとって、いい時代だったと思いながらも貧富の差と差別は、ひどそうだ。そしてソ連侵攻、タリバン政権下と翻弄されるアフガニスタン。甥を救い出すためにカブールへ。このあたりの音楽が安っぽい、話の叩き込みが足らない感じがして残念。多くのアフガニスタン人がタリバンに殺され、アメリカ人に殺されている中、子供一人助けた事で贖罪にならないとも思うが、この映画が世に出た意味は、深いと感じました。
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