「迷うことなく「好き!」」スマイル 聖夜の奇跡 かみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
迷うことなく「好き!」
自ブログより抜粋で。
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ひょんなことから小学生アイスホッケー・チームの監督となった元タップダンサーがチームを再生していく、笑えて泣ける感動ドラマ。
演出的には未熟さや荒っぽさも感じられるが、陣内孝則監督の人柄や思い入れを感じられる楽しい痛快作に仕上がっていた。
森山未來の演じる元タップダンサー・修平の振る舞いがテレビで見る陣内孝則そのもので、まずはそれが可笑しい。
展開は破天荒だけれどもアイスホッケーとタップダンスという組み合わせが意外と巧くまとまっていて驚いた。
作品全体のテンポがいいし、細かいところでちゃんと伏線を張り、それを回収できている丁寧な作りは素人作品とは一線を画す。
(中略)
キッズ映画、スポーツ映画、音楽映画、悲恋の難病モノ、そしてギャグ映画(あえてコメディとは言わない)、いろんな要素を欲張りながらも巧くまとめた快作。
おふざけが過ぎるきらいもあって傑作とまで持ち上げるには躊躇するが、迷うことなく「好き!」と言える可愛い逸品。
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