チャプター27のレビュー・感想・評価
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27章の意味はどこかの国の75歳と同じ思想
当時には見られないので、今日(2024年12/10)に見る。
彼を擁護するつもりは毛頭無いが、この映画の殆どがフィクションである。
寧ろ、当時はアメリカの陰謀論みたいに言われていた事もある。どうやら『ヨハネ』レノンと書き入れた事もフィクションの様である。
『ライ麦畑でつかまえて』を『これは僕の声明だ』とした事とジョン・レノンから直接ダブルファタジーにサインをしたのも事実の様である。
さて。
ジョン・レノンを偽善者と判断して、行き過ぎた正義感を持ってあやめてしまったモラトリアム青年のお話だね。
時間は戻らない。からね。
聖書「John(ヨハネ)伝」の横に「Lennon」
映画「チャプター27」(J・P・シェファー監督)から。
タイトルの「チャプター(chapter)」の意味は、
1 書物・論文などの章。
2 歴史・人生などの重要なひとくぎり。
DVDの映画などを観るようになって、
「チャプター」という言葉を知ったのだが、
今回は、1980年12月にジョン・レノンが死んで、
27年目だから「チャプター27」なのだろう。(制作2007年)。
現在は2009年だから「チャプター29」となる。(笑)
ジョン・レノン暗殺に至るマーク・チャップマンの
3日間を映画化したのだが、妙にリアルすぎて怖かった。
彼が凶行に及ぶまでの3日間の行動と心理が、
克明に描き出されていた気がするからだ。
聖書「John(ヨハネ)伝」の横に「Lennon」と書き足す
シーンが、忘れられないから、気になる一言。
「善か悪かわからないが、きっとデカイことをする」
「人は『する』といったことをしない」
「人のために何かをするのは、もうイヤだ」
「チャンスをくれたら、必ずやり遂げる」・・・
不気味な台詞のメモが、いくつも浮かび上がってきた。
「John」が「ヨハネ伝」と知っただけでいいとしようっと。
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