「橋の向こうの世界だけが残る」テラビシアにかける橋 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
橋の向こうの世界だけが残る
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総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
あの川を渡ると異次元。学校でも家でもいやなことが多い現実と、無限に羽ばたける二人だけの秘密の場所がある。現実と想像の間を行き来する子供ならではの能力と、そこから対比する現実世界へ対応していく子供の成長とが観られる。
でもなんかあっという間に物事が動いちゃって、それが起きた後も少年とその場所だけが描かれていてあっさりとしてしまっていて、それほど感傷に浸ることもなく終わってしまった。これだとレスリーと彼女と過ごした時間ありきの世界ではなくて、レスリー抜きでもただ異次元の世界だけが残ればよくてそれがとにかく大事なことに思えてしまう。
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