奈緒子のレビュー・感想・評価
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駅伝
自身の足、身体のみ頼りの駅伝、チームワークが良くも悪くものしかかる。途中、雄介にタスキを渡す為だけの駒かよ!の発言がありチームがまとまらなくなっていたが、皆がサボる中一人走り続ける雄介の姿や吉崎の頑張りを目にしてタスキと一緒に雄介に、雄介にとまとまり念願の優勝に。計ってみたら34分程走りのシーンが映されていた。初めて観た時も若い俳優さん達ご苦労様、と声かけたいところ。綾野剛さん10歳位上なのに出るのは昔経験あったからか。アンカーの終盤雄介が、「早く島に帰りてぃ!」と言ったり駅伝の意義を問いながら走るのからしんどさが伝わってきた。
三浦春馬と上野樹里、そして駅伝と壱岐の自然が素晴らしい
みんな若くて清々しい演技。
三浦春馬は亡くなられてしまって本当に惜しいですね。
原作のコミックも素晴らしかったけれど映画も最高!
壱岐のロケ地に行きたくなりました。
綾野剛が三浦春馬を置いてけぼりにしたスパート、三浦春馬の「早く島に帰りてぇ」、そして上野樹里の「雄介、勝て〜!、勝て〜!」からのラストは名シーンですね。
雄介が奈緒子を手で招いてハグするシーンには参りました。
綾野剛はエンドロールで気づいてビックリしました!
なんだこの美しい映画は
奈緒子と雄介の給水シーンがあまりに美しくて、初めて止めてリピートして観ました。
このシーンの為の実写化か?と思う程です。
このシーンの為にDVD買ってもいいかも。
父親をなくした雄介の父親代わりのように見守り続けた監督が奈緒子を連れてきて雄介、そしてチームを育てていく物語。
雄介が奈緒子のわたす水を受け取った事で、奈緒子を許し受け入れチームが変わっていく。
俳優達が本気の走りがとても見どころ。春馬くんの美しくて長い脚も見どころです!
僕、いい走りしたよ。
映画「奈緒子」(古厩智之監督)から。
駅伝をテーマにした映画も何本か観てきたが、
今回の作品は、一人ひとりの地道な努力が実を結ぶ意味では
わかりやすい流れだったと思う。
確かに、繋げるという意味では「チームワーク」が大切となるが、
それは個人それぞれが満足した走りをした結果の繋がりだと言える。
補欠だった吉崎が、重要な1区を任され、襷を渡してから倒れ込む。
三浦春馬さん扮する主人公・雄介が介抱するのだが、
息を整えながら「僕、いい走りしたよ。」と呟く。
雄介は、その台詞に絶妙に反応する。「うん、わかってる。
いつものお前なら、僕、いい走りしたか?って訊いている」と。
不安が入り交じった「僕、いい走りしたか?」と訊く疑問文ではなく、
自分で自分の走りを分析し「僕、いい走りしたよ。」と言い切れた彼に、
拍手を送りたくなってしまった。
駅伝に対する、面白い視点を見つけたので、最後に紹介する。
走り終えた選手に「(頑張ってきた)みんなに会いたくねえか?」と
自分の気持ちを確認しながら訊ね、
「バラバラになってさ、また会うために走る、変な競技だ」と
自分で納得するように呟くシーン。
たしかに「駅伝」って、面白い競技だなぁ。
奈緒子より駅伝の方が。
邦画にしては、ずいぶん珍しいタイトルだなー。と。
「奈緒子」って。そのまんま名前ですもんねぇ。
米映画なんかだと、こういうタイトルって多いですけどx
そしたら原作がコミックなんですね。全然知らなかった^^;
とりあえず、上野樹里だな~。と思って観たのですが、
これって彼女が主役…?じゃないような気がしますが。。
どちらかといえば三浦春馬。もっと平たく言えば「駅伝」?
二人の幼少期の話があっという間に終わってしまうので、
えぇ!?と思っていると、いきなり駅伝世界に入っている。
だったらタイトルも「駅伝」の方が分かりやすいのに(爆)
でも陸上部の面々の描き方は良かったですね。
それぞれにちゃんとスポットを当て、得意と不得意の別、
誰がどういう走りをするのかなど、見ていて共感できます。
ただおそらく、実際に駅伝部などに在籍する人からみれば、
なんだこれ~?ってなもんでしょうねぇ…^^;
その中で一人。どうも見たことのある顔がいる。(爆)
でもなんだか違う気もして…アレ~?と思っていたのです。
そしたらやはり、柄本明の息子・柄本時生くんでした。
顔がお兄ちゃんの佑くんとソックリ☆なのです。あはは^^;
でも彼、上手かったです。いい役どころでした。
物語は青春スポ根ムービーですが、ロケ地の壱岐は素敵。
波切島なんて、名前もいいですね~。
原作がとても良いそうなので…ちょっと?勿体ない感あり。
(三浦春馬くん、もっと演技に多様性が出るといいかもなぁ。)
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