「4.3」フローズン・タイム 山本将太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
4.3
隠れた名作ここに発見
もう少し有名になってもいいのでは?まさに知名度はフローズンタイムか
観客の見たい映像と感じたい間の取り方でありきたりな発想をセンスの塊に変換している
中だるみはあるものの写真家ならではの過激な描写から、クスッと笑えて誰しもが共感出来る痛みを上手く表現している、お見事
映画好きがちょっと嬉しくなるような小ネタの挿入や予想外な伏線を回収するところもまた素敵だ
唯一あの人物はなんだったのかと疑問は残るが、トータル的には良し
目を疑うようなパッケージからは想像出来ないような暖かみのあるストーリーだ
男性なら誰もが共感できる性癖、失恋、青春の思い出が詰まっている(女性にももちろんオススメである)
見ようか迷っている方は是非
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