「よくわかりません。」シルク(2007) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
よくわかりません。
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いきなりネタバレしてすみません。手紙のどんでん返しに驚いてしまったのですが、日本で出会った少女(芦名星)はキーラ・ナイトレイだったのでしょうか?どうもそんな気がしてなりません。子供が出来ないことを嘆いていたキーラ。その切なる想いが思念波となって、フランスから遥か彼方の日本の女性に乗り移ったかのような・・・。キャスティングが絶妙と言っていいのかどうか、2人のバストまでそっくりだったのです。
マイケル・ピットが松田優作だったら「おっぱい小っちゃいね」と一言で済ませてしまいそうですが、どことなくひ弱な青年ピットは日本の少女にキーラの姿を重ねてしまいました。しかし、これは深層心理。異国の白い肌の女性にエキゾチック・ジャパン!と、旅の疲れもあったのでしょうか、心奪われてしまったのです。
混乱していた日本。まともな貿易は出来ないからブラックマーケットで蚕を買い付ける。場所は酒田から最上川を上って信州に入ったらしい(地理もよくわからない)。いや、その日本到着前にロシア経由で中国入りしたらしいのですが、この辺りをもう少し知りたくなりました。シルクロードっていつの時代から使われなくなったのか・・・とかも。幕末から養蚕業が盛んだったこと(主産地は福島県)や、パスツールによる微粒子病の解明など、かなり事実に即しているので、この交易路だけが気にかかる・・・闇市場じゃなくても買い付けることができたような気もするし。
それにしてもキーラ・ナイトレイはやっぱり素敵だ。彼女には日本の温泉に入ってもらいたいものです。湯けむりの中からキーラのうさぎちゃんが効能説明するなんて妄想・・・
【2008年映画館にて】
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