「さりげない悲しさとユーモア」迷子の警察音楽隊 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
さりげない悲しさとユーモア
さっぱりしていて見やすい。
この手のストーリーだと過剰にキャラクターを盛ったりもするものだが、自然な感情の揺らぎをユーモアを交えて描いている。
建前と本音が存在し、人間関係の奥ゆかしさみたいなものは、どこか日本的なものを感じる。あくまで日本人の視点として。
泣く女に対した恋愛指南のシーンなんてあたたかくかつ面白い。最後の演奏シーンを大袈裟にしなかった点も良い。
しかし町がちょっと淋しすぎるかな。もう少しざわめきがあってもいい。
コメントする