「日本語タイトルのとおり w」迷子の警察音楽隊 まろさんの映画レビュー(感想・評価)
日本語タイトルのとおり w
もう十年以上前に買った、レンタル落ちのDVDがでてきました。観ずじまいで、あぁ、これどうしよう、と思ってたら、もうネットで観られるじゃん、と。 やっと、観ました。
「Bands Visit」を、わざわざ、「迷子の・・」と、訳していることからも、多分、のどかな小作品なんだろうな~ と思っていたら、全くそのとおり。
いちいち、映画好きならでは、の絵のようなシーンに、ニヤニヤ。 小さなエピソードに、うんうん。 エジプトにイスラエル、両国の複雑な関係も微妙だろうけど、そこは、深堀せずに。
地方都市のなぁんにもない街、簡素な店の夜、わかるわ~~~
遠いよく知らない国だけど、でも、やっぱり、夫婦や家族や若者は、おんなじなんだなぁ、ってつくづく思いました。
それぞれの話すシンプルな英語も、それさえも口をついて出ない私と多分多くの日本人にとっては、いい刺激ですね~
でも、もし私(我々)が他国でカタコト英語で触れ合ったとして、あの公園のベンチでの会話や、愛について訊かれた時の言葉なんか、言えるだろうか。 お世話になったときに、ちゃんとお礼が言えるだろうか。。。。 なんてことを考えると、彼等が、ただの無口で無骨な人達とはとても言えない。
そういう観方もできるかなぁ、と。
で、警察音楽隊というから、だれもが想像しちゃうタイプの音楽かと思いきや・・・ (もちろん、伏線はいくつか張ってあったけど) これっすか! でもこの優しい歌声、楽器の音色に、ホントに、ほっこりいたしました。
ただ、話しの出だしのテンポとか、なぁんか気になるとことかがいくつかあったり、そこは一歩こういう展開でもいいのでは、とかで、 ☆は、4で。
でも、ホントに、素敵な映画でした。 「バグダッド・カフェ」とか好きな方、いいんじゃないでしょうか。
アマゾンプライム会員で、ただで観られます、観てない方は、とにかくどうぞ!