マリと子犬の物語のレビュー・感想・評価
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少女と子犬の演技に驚かされた
稚拙自ブログより抜粋で。
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とりあえず主人公の女の子・彩を演じる佐々木麻緒が巧い、巧すぎる!
あどけない盛りの少女だが、ときに大人顔負けの女優の顔を見せていて驚かされ、そして存分に泣かされる。
マリや子犬たちの演技も巧い。
いくら訓練されている俳優犬といえどもなかなか演出家の思い通りに動いてくれないのが動物なのに、子犬たちの自然な立ち振る舞いはこの作品に映画の神様が降りているとしか思えない。
予想通りの展開で物語は進んでいきます
この映画はそもそも終わりもわかっている上で見る映画ですから、驚くようなことは何も起こりません。
予想通りの展開で物語は進んでいきます。
犬の演技がすごいですね。
子役はちょっとこなれすぎな感じがしました。
子供の迷子シーンなどはちょっとありえないとはおもいましたが。
ハンカチ必須映画です
実際の話を元にしているとはいえ、これでもかというくらい脚色されていて、リアリティには欠けるかもしれない。
しかし、それでも泣ける。
犬好きならなおのこと泣ける。
しかも子役が上手い。
特に佐々木麻緒の演技が素晴らしい。
その分、役とイメージが合わない船越英一郎、松本明子がミスキャストと感じてしまった。
映画館中がすすり泣きという映画は珍しくないが、そこかしこで号泣する人がいる映画は珍しいと思う。
マリーっ!!
新潟県中越地震の実話を基に描かれた絵本、
「山古志村のマリと三匹の子犬」を映画化した本作ですが、
ここで描かれる家族のお話はあくまでフィクションです。
な~んだ、そうなのか、、、と思うことなかれ。
このオリジナルのストーリーが功を奏し、とてもいい話に
仕上がっているのです。もちろん犬と子供の演技に刺激され、
泣けもします。こういう話にありがちなベタな会話もある。
だけど、もっとも単純で、もっとも当たり前の「親子像」が
人間・犬ともどもにきちんと描かれているのです。
付け加えれば、自衛隊の描き方もいい。ヘリコプター最高。
実際に救助にあたったヘリを映画でも使ったんだそうです。
どっかの雪山フィクションより、よっぽどカッコ良かった!(爆)
マリの話、実はぜんぜん知らなかったんです。
ニュース記事として新聞にも載っていたんですね。
実在のマリは柴犬ではなく雑種犬。地震当日子供を三匹産み、
夕方には地震に巻き込まれて、約16日間、置き去りとなります。
ま~置き去りというか。。。連れて行けなかった、んですが。
飼い主の五十嵐さんが家の前にドッグフードを置いていったので
マリはそれを食べながら乳を与え、子供を守り待っていたのです。
迎えに行った時のマリは痩せこけて、
代わりに床下のチビ達は、まるまると肥っていたんだそうです。
その救助直後の写真を見ました。私はこのマリがいちばん好き♪
「どうよ♪私の家族は。」って顔でカメラに微笑んでいるのです。
自身は痩せた身体で。。。このマリを見ただけでも十分。。
映画のマリは、もっと忠犬的な演技を見せたりしますが^^;
これを見ると、犬って本当にご主人さまに忠実なんだな、と。
ただそれだけでも偉いことなのに(犬の世界では当たり前なの?)
親となったら懸命に子供を守る(これも当たり前なんだろうけど)
そんな行為に鼻水たらしまくりで感動する自分は、一体どれほど
情けない人間なんだろう…って^^;思っちゃいますよ、本当に。
予告でかなり長い間(ホントに)マリ達を観てきましたが、
なんかあの予告で見せる子供の演技等が鼻についてしまい、
なんだかな~と思っていたのです(失礼)。裏切られました(爆)
子供達の演技も素晴らしかったし、話が話だとはいえ、
地震は実際に起こったこと、どうしようもない現実を受け入れる、
という難題をすべての生き物が背負った期間だったのです。
家族を失った人もたくさんいたし、奇跡的に助かった人もいる。
自然災害という脅威に、立ち向かう人間達の無力さとはかなさ、
それを乗り越えようと踏ん張る力強さ。もう思い出したくないと
蓋をするのは簡単だけど、その恐怖を忘れないようにとどめる
努力は決して怠っちゃいけないと思うのです。
山古志村の人々は映画撮影にも協力し、それを体現しています。
正確には、この地震の後にも新潟に大きな地震が襲っています。
怖いけれど避けては通れない災害だからこそ、その対策と避難
に対する万全の準備態勢が必要なんだと心から思いました。
そしてマリ…。
地震の後遺症に苦しみながらも、元気に生きているマリ、
早く飼い主の五十嵐さんと一緒に暮らせるように、祈ります。
鑑賞後、私も呼びたくなりました。「マリーっ!」って^m^
(チビ達は貰われて幸せに暮らしているって。良かった(^◇^))
地震(特に余震)は怖い。大人だって怖い。
地震に遭遇し、倒壊した家の下敷きになってしまった女の子とそのおじいちゃん。その居場所を自衛隊に教えたのは、飼い犬のマリとその子犬たちだった。自衛隊は、その場では、やむを得ず人間だけを助けることになり、飼い犬達は取り残される。置き去りにされた飼い犬を助けに、子供たちが行動し、騒ぎになるという話である。
悪人が出てこない作品で、観ていて心地よい。飼い犬を助けに行くというシーンは、子供の浅はかさを教えてくれる。この映画の鑑賞者に、無謀な行動の危険性を知らせてくれる。相手が地震の場合、大人でもどうにもならない。この映画でも、きっちりと地震の怖さ(特に余震の怖さ)を描いていて、よい。
家畜やニシキゴイなど、どんなに価値があろうと、救助されないか後回しになる。自衛隊を含め、行政は人間を優先させるに違いない。これからも、天災があったら、この考え方は変わらない。覚悟を決めておく必要がある。
主人公の一家は、村に留まるか、隣の長岡市に引っ越すか迷う。この一家の意思決定はさておき、その判断に、地震のリスクも含めて、考えるようになる人も多いはずだ。
号泣!
内容がわかっているにも関わらず、やはり泣いてしまいました!
もし自分たちの地方に地震が起きたらとか、愛犬はどうなっちゃうんだろうとか考えちゃいました。
佐々木麻緒ちゃんの涙の演技は素晴らしかったです。
犬小屋は頑丈に。
地震の様子を「日本沈没」のような迫力で描くのはどうかと・・・。
犬の可愛さは十分に満喫できても,
事実以上でも以下でもない中身の薄いドラマが退屈。
クサくて,ベタ。
「涙そうそう」と「南極物語」を足した感じ。
マリ母子のサバイバルの背後に,
悲しみを乗り越える亮太&彩の心の成長を置いて,
被災者たちへの前向きなメッセージへと昇華させてほしかった。
号泣です!!
試写会で観ました。
地震のシーンは 家が崩れて怖かったです。試写会には小さなお子さんもいたのですが、泣いていました。
マリを残す救助場面…号泣しすぎて、鼻水たらしていまいましたσ(^◇^;)
柴犬を飼いたくなりました
映画開始40分後ぐらいから、隣に座っている家内をはじめ前後の席からすすり泣く声がしてきて、ラストはさすがに私も目にごみが入ってしまった。佐々木麻緒ちゃんは泣かせ上手。「ほたるの墓」より少し大人っぽくなった。お父さん役の船越さんはズラをかぶって頑張ってたけど、年齢的にややミスマッチか。もう少し若い男優さんのほうが良かったかも。
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