「怖さ:怪物<霧<人間」ミスト 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
怖さ:怪物<霧<人間
「ミスト」見ました。
この映画を見た後の感想は「ひでぇ話だ。笑」の一言でした。真っ先にそれが浮かんだ。地上波真昼のテレビ放送で見たのですが、これは昼間から流していい映画ではないと思いました。
まず、この映画の監督はフランク・ダラボンさん。「グリーンマイル」「ショーシャンクの空に」で有名ですよね。この有名な2作品にもこの「ミスト」にも出てきましたね、とんでもないクソ野郎が。グリーンマイルはボンボン看守、ショーシャンクでは横領所長。今作は神ババア。ダラボン監督に出てくるクソみたいな悪者は、非常に気分が悪い。だからダラボン作品は大嫌いだし、過大評価に過ぎないと思ってた。
でも今作に関しては、ぶっ飛びすぎてて評価が一周しました。何と言ってもあのラストの顛末。映画史に残る衝撃であるのは間違いない。あと1分、30秒でも遅ければ...。ですよね。でも僕はこの作品のラストを知ってて見たんですよ。知らずに見れていればもっと衝撃を受けていただろうに、残念。
あと良かったのは霧のかかり具合ね。絶妙でしょ。足元だけ見える感じが恐怖を煽るし、あれ以上でも以下でもダメだったと思う。霧の使い方の上手さは「サイレントヒル」とは雲泥の差。
必ずネタバレは見ないでください。
じょないと楽しめないので。泣きながら寝ます、おやすみなさい。
コメントする