劇場公開日 2008年5月10日

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「ラストが一番面白い」ミスト tanikamaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ラストが一番面白い

2020年2月17日
PCから投稿

突然の霧発生で、スーパーマーケットに閉じ込められた人々の極限状態になったときに出てくる人間の本性と愚かさが見ていて面白い。

他人を絶対に信用せず自分の意見に固執する者、神の声が聞こえると言い始めるサイコパス、主人公がすることなすことケチをつける者。

しかし、安易に全員生き残るというグッドエンドを選んでいないところがこの映画の良さでしょう。

最初から最後まで誰が生き残るのかわからない。

霧の中に消えた愚か者達も死んでいるかもしれないし、生きているかもしれない。

勇敢な人でも判断を誤って死んでしまうかもしれない。

後味が悪いラストとか言われていますが、私は映画の最後好きですね。

勇敢で理性的な人間が必ず報われる何て、おとぎ話だけで十分です。

tanikama