魔法にかけられてのレビュー・感想・評価
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お伽の世界を現実にそのまま持ち込む面白い設定
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 80
ビジュアル: 75
音楽: 70
重要な場面でいきなり歌いだし踊りだすミュージカル形式。ディズニーにはそんなものが多い。個人的に昔から違和感があってあまり好きではないのだが、本作ではそれを逆手にとってお伽の世界と現実の世界における行動や価値観の差を面白おかしく茶化している。そうかといって過去のディズニー作品を否定しているわけではなく、結局パロディ化していても最後には綺麗にミュージカルをしてしまう。だからそのうえで歌いだしたり踊りだしていたりしていても素直に楽しめる。
このようなお伽の世界と現実という二元形式を1つの映画として融合するというのはいい考えだった。最後以外はありふれたディズニーらしい物語なのだが、コメディタッチの設定や演出で楽しませてもらいました。
ただし最後のカップルの相手が変わるのは不満。それまでのお互いの過去の相手への愛は何だったのかとか思ってしまった。今までと違う世界で生きるのも大変だろうに。
ディズニーショック。。
2010/12/24 21:52
こんな無茶苦茶なハッピーエンドの仕方今までにあっただろうか?
おとぎ話の定番である末永く幸せに暮らしましたというフレーズを言いたいが為に・・・
しかし、おとぎ話のお姫様が現実になったらデコジワとかもやっぱ出るんですね。
なんかリアル・・美人に間違いないのですが。
しかしながら私にとって以前書いたレビューにある「猫の恩返し」並みの衝撃的作品だったのゎ間違いない。
恋人トレードしちゃうなんて子供が見てうける作品なのだろうか?
素敵なおとぎ話をイメージしていただけになんだか・・
もうこんなのみるとシンデレラとか玉の輿にのりたいだけだった。とか色々リアルに考えちゃいますm(__)m
気になっていた作品なだけに幸せ気分になれずガッカリでした。
アイデアは斬新だけど・・・
アニメと実写のコラボっていう映画は初めてだったので、それは面白いと思ったけれど、やっぱりストーリーは子ども向けアニメと同レベルという感じ。
最後にパートナーが入れ替わるくだりもなんとなく無理やり感あるし。
でも、リスがジェスチャーでジゼルの危機を訴えるところは可愛くて面白かった。
「君も歌うんだ?」
1番好きな映画なんて1つに決められませんが、間違いなくトップクラスにある大好きな作品。
ディズニープリンセスものは大好きなんですが、これは本当に異色で、
現実だと有り得ない「ディズニーの突っ込み所」をディズニー自らイジり倒してくるのが最高に面白いのです。
ディズニーのディズニーによる自尊心があるからこそできる大掛かりな自虐です。
あちらのユーモアのセンスにはほんとに敵いません。
そしてもう、男も女もジゼルの可愛さにメロメロ。
ディズニープリンセスを実写にするなんて楽しみだけど危険すぎると思っていたのもつかの間、
どんどん可愛く見えてどんどん好きになるお伽話の中の天然暴走世間知らずお姫様が癖になるのです。
シビアな現実もわかりすぎてて生きづらいリアルの人間と違って天真爛漫に思うがまま。
そういうジゼルに笑わせられながら本質を教えられます。
王子も悪役もリスもほんとに最高!
ディズニーらしくないハッピーエンドといい大冒険した作品でもあると思います。
アンチテーゼなのにちゃんとディズニー節に納まるのはさすがの一言です。
タイトルは一番お気に入りの台詞ですw
素直に楽しかった!
かつて済んでいた街、ニューヨーク。
あちらこちら、映る町並みや建物、そしてセントラルパーク。
記憶が蘇りました。
それにしても、何度も通ったことのあるTimes Squareのマンホールの下に、
魔法の世界への入り口があったとは!
歌と踊りと魔法とHappy Ever After.
おとぎ話が現実になった感じがして面白かった。
徐々に恋に落ちて行く主人公が観れて、
相手は王子様じゃなかったことに、笑えたし、発想が
いいなぁって思った。
夢とか希望が詰まってて、ディズニーの映画はやっぱりすばらしい。
ギャップ・エンターテイメント
ディズニープリンセスの存在は、結局アニメーションの世界だからこそ成り立っていて、その現実とは違うでシチュエーションであるからこそ女の子が憧れを抱くのだと思います。そしてこの作品は、お姫様になりたい女の子が絵本の世界に入り込むのではなく、絵本の中のプリンセスが現実に訪れるという全く逆の発想で制作されている。つまり、現実とプリンセスとの間に”ギャップ”があることをあえて映像エンターテイメントにしている。
また、さすがディズニー、ミュージカルテイストに仕上がっている。
ディズニーランドのパレードを観るよう
「白雪姫」を筆頭に、 “おとぎの国のロマンス”を描き数々の名作を生み出してきたディズニーだからこそできたパロディだ。
おとぎの国のお姫さまは何かにつけよく歌う。歌えば、小鳥だの可愛らしい動物たちが集まってくる。そんなことがもし大都会で起こったらどうなるか?
現実の世界に飛び込んで、人間の言葉が話せなくなったリスがどうやってお姫さまの危機を知らせるのか?
なかなかに楽しいし、笑わせてくれる。
セントラル・パークで歌い踊るさまは、サウンドといい色合いといい、ディズニーランドのパレードそのものだ。ついノってしまう。
この作品、思った以上にデキがいい。おもしろい。
p.s. ビスタサイズのアニメで始まり、実写に入るとシネスコサイズに変わる。
エイミー・アダムスが可愛い
アニメと実写を混ぜたファンタジック・コメディ。最初のアニメでは、「この映画を観るのは失敗だったかも」と思わせておいて、実写になるとグングン引き込まれる。
最後の魔女の変身あたりは馬鹿馬鹿しいが笑える。ハッピーエンドで幸せになれる。
鑑賞後の後味が爽快!!
予告から、面白い予感はしていたのですが、
的中しました。最近は、予告がイイ作品ほど、
実際の上映でがっかりしていたので、その分
余計に、感動しちゃいました。
ディズニーって、基本出演者全員が
ハッピーになるし、そのおかげで、
後味もよくなるのが大好き。
今回も、魔女は死んでしまったけれども、
それ以外の、出演者は、魔女の手先を
含めて、全員ハッピーエンド!
うしろのお客さんは、
「せっかく王子とプリンセスが結びつくと思ったのに、
なに、あの終わりかた。プンプン」との感想を
女の子同士、口にしていましたが、私は真逆。
おとぎの国から来たプリンセスが、
人間界の男性と生活を共にして、
その心の悲しみに触れ、人間生活の
不思議さにも触れ、これまで感じもしなかった
怒りの感覚、嫉妬の感覚、といった初めての感覚に、
驚きながらも、その醜い部分を正面から受け止め、
慈しみ、妻を離婚で失った男性を癒し、
いつの間にか、それが愛情へと変遷。
気がつけば、心の底から
愛し、真実のキスを求めたのは、
プリンセスから、人間界の男性に変わっていた。
そう、だから、とても救われた。
もし、プリンセスとおとぎの国へ戻ってしまったと
したら、それは、やはり人間は醜いんだ、と
暗い気分になり、終わってしまったと思う。
その意味でも、ラストシーンは、最高の結末だった。
ディズニーっぽい風刺の効いた
ラストシーンも見もの。あれも、
現代社会へのある意味、警鐘でしょうね(苦笑)
これは十年に一本の傑作
自ブログから抜粋で。
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もともとアニメ、実写問わず、ディズニー作品にはハズレは少ない印象だったが、本作はとりたてて素晴らしい!
もっと自虐的なギャグに終始したブラック・コメディかと思っていたら、えらくまっとうなファンタジー映画で、いい意味で裏切られた。
ミュージカルやラブロマンス、冒険ファンタジーといったディズニーお得意の引き出しをすべて出し切ったと言える、まさに王道をゆくディズニー的エンターテイメントの集大成。
鑑賞前はアニメの世界と実写の世界をつなげた世界観ということで、当時は画期的だったアニメと実写の合成映画、1988年製作の『ロジャー・ラビット』(監督:ロバート・ゼメキス、アニメーション監督:リチャード・ウィリアムス)を思い出していたんだが、実際に観た印象だと、その前年1987年に製作されたラブ・ファンタジーの隠れた傑作『マネキン』(監督:マイケル・ゴットリーブ)を思い出した。ちなみにこの『マネキン』でも導入部の古代エジプトでのエピソードの表現にアニメーションが使われている。
とりあえず、ディズニー自身がディズニー作品をパロってしまうというこんな一発ネタ的な企画はおいそれと同類の作品を出せないんだから、これを超える作品は少なくともこの先十年は出ないだろう。これは十年に一本の傑作と言えるのだ。
ヒロイン・ジゼルを演じたエイミー・アダムスを始め、アニメキャラを演じた俳優陣のなりきり具合が素晴らしく、まったく違和感なく、いや、ニューヨークの街中で違和感アリアリで浮きまくってるのがイイ。
ジゼル姫はどう見てもちょっとイカれたメルヘンちゃんだし、ニューヨークで初めてデートなるものを体験しているエドワード王子はお上りさんそのもの。
CGで表現されたリスのピップもディズニーアニメそのものの豊かな表情で楽しませてくれた。
このピップに限らず、実はCGの使い方を一番良くわかっているのはディズニーなんじゃないかと思わせるほど、この作品の中でのCGの活かし方は感動的ですらある。
ディズニーだ…(笑)
もうずっと前になってしまいますが友達と一緒に見に行きました!予告編で見ていた通り、なんともイタイ!!でも、それでもディズニーなだけあって楽しかったです!笑いありの楽しい映画でした!!私がこの映画を気にいった理由の一部は音楽です!!やっぱりディズニー映画の音楽は何だか幸せになれるような気がします!!しかし!!サウンドトラックを聞いてみて、最後の方は絶句してしまいました!なんと最後の方には日本語版のトラックが!!やはり、ディズニー映画の音楽は英語に限ると思ってしまいました(汗)
ひとつだけこの映画の欠点…それはラストシーン…無理やりハッピーエンドにするために展開が早いし、これがそのままハッピーエンドか?と疑問を持たずにはいられない何とも微妙な終わり方でした…(涙)
おとぎ話です。
エイミー・アダムスの魅力によって、現代の世界もメルヘンに見えます。なるほど、彼女のセンスはデザイナーによって開花するのですね。文明社会で生きていけるのかしらと心配したけど、ラストの展開に納得です。
爽やかに、実に爽やかに裏切ってくれます。
これは、2月当時の事。
アニメと実写の融合という触れ込み、
そして、
ジゼルととりあえずカッコ良い王子様という図に
男の私は、いかにも胡散臭さを感じていたものの、
そこは映画ホーリック状態の私のこと、
つい見てしまいました。
ところが、
鑑賞後の感想は、見てよかった。
ディズニーさん、良い作品を有難う!と、
素直に言ってしまいます。
ディズニー風のアニメが
懐かしかったこともさることながら、
実写版になってからの歯切れの良いテンポも
すがすがしく、心地よかった。
この殺伐とした現代だからこそ、
お姫様の純粋無垢の気持ちが
痛々しくも応援したくなっちゃいます。
あんなふうにピュアに真直ぐに立ち向かわれた時
私たちはどんな対応をするのでしょうか?
私たちが純粋な気持ちを忘れている?
いや、いつも損得を計算していかなきゃやってられない、
そんな世界にさらされているから
信じられなくなっているのでしょう。
さて、お話はアニメの世界から実写の世界へ
やってくるまではいわゆる予想通り、
お決まりの定石通りのストーリーなのですが、
実写版になってからは
ストーリー上の定石を見事に、
そして爽やかに裏切ってくれます。
どんな風に裏切ってくるかって?
それを言うとネタがばれてしまうので、
ご自分の目で確かめてください。
子供と一緒に観るも良し、
恋人と一緒に観るもよし、
付き合い始めのガールフレンドと観るもよし、
そして、寂しく一人で寂しく観るも良し、
明るい気分になること、請合います!
ほんわか幸せ^^
ディズニー好きの私としては、見ないわけにはいかず早速鑑賞!
音楽が、ディズニーらしくてグー!
TDLに行ったら流れていそうな音楽が、見終わってからも口ずさんじゃいました。
あらすじは、ベタと言われたらそれまでですが、私的にはディズニーはそれでOK
ただ、出産時期と重なったためDVDでの鑑賞。映画館だともう少しスコア↓かな
エンディングロールのアニメ?可愛いです。
DVDでなら、見なくちゃ絶対損だと思います☆
デートは、楽しいことが尽きない限り終わらないの
ディズニー映画「魔法にかけられて」(ケヴィン・リマ監督)から。
( [原題] ENCHANTED)
魔法の王国「アンダレーシア」に暮らす、心優しいジゼルが、
ひょんなことから、現代の「ニューヨーク」に住む
バツイチで子持ちの離婚弁護士ロバートと出逢った。
そして「デート」というものを教わる。
彼は「デートとは、食事に出かけて語り合うこと」と定義した。
思わず、なるほど・・とメモした。
「語り合う」ことが大切なんだ、と改めて知った。(笑)
その後、魔法の王国から迎えにきた王子と帰る前に、
現代の街を2人でデートするシーンがある。
早く魔法の国へ戻りたい王子は、彼女に訊ねる。
「ねぇ、デートっていつまで続くの?」
その問いに応えた台詞が、今日の一言。
「デートは、楽しいことが尽きない限り終わらないの」
わぁ、名言だと、またまたメモをした。
「真実のキスは、魔法より力がある」もメモしたけど、
さすがに、私の経験ではまとめきれない、と断念。(汗)
ディズニー映画らしく
「みんな、いつまでも幸せに暮らしました、おしまい」
ハッピーエンド、これがいいねぇ。
アイデア
今まで何故?なかったの?のストーリーを上手くまるまるのほのぼの映画を作り上げた。
観る前はもっとアニメが多いのかと思ったが冒頭の少しとラストだけ。
恋愛作品として成り立っているが、どの部分で好きになるの分岐点が明確でないこと、ニューヨークの暮らしを1日足らずで慣れてしまってる部分、ラストの少し拍子抜けのアクション・・・など不満点もあるが全体的にほのぼの作られているから観ている側も笑顔で観られる。
中でもリスのキャラクターが最高!その部分だけでこの映画を観る価値十分!家族揃って久し振りに絵本をめくりましょう。
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