「アニメと思った」魔法にかけられて ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメと思った
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冒頭からアニメが延々と続き、もしかしたらこれってアニメ映画だったのかなと思ってしまった。ポスターは確かエイミー・アダムスだったよな。もしかしたら彼女はアニメの声優として出てるだけ?ちょっと嫌な予感がしたが、途中からアニメから実写の世界に移ってひと安心。「メリー・ポピンズ」のように実写の世界からアニメに飛び込む映画はあったが、逆のパターンって初めてかな?
コメディとしてはそれなりに面白いが、延々といわゆるナンセンスコメディが続くのには次第に引いてしまった。もしこれで、ジゼルとエドワードが最後にアニメの世界に戻って結ばれてハッピーエンドだったら、実にくだらない映画になっていたかもしれない。
ところが、舞踏会あたりから急展開する(伏線はちょっと前からあったが)。不思議なことに、ここからエイミー・アダムスがぐっときれいになってくる。
毒リンゴを食べたジゼルが、エドワードのキスではなくてロバートのキスによって生き返ったのには、ぶっ飛ぶくらい最高に笑えたシーンだった。
ひとつ難を挙げれば、最後に怪獣がビルから落ちて死んでしまうが、塔が怪獣の重さに耐えきれずに折れてしまって怪獣が落ちたのか、あのリスが 何か仕掛けたのか、いまいちはっきりしなかった。
<ちょっと気になったところ>
※一部ミュージカル仕立てなので、エイミー・アダムスも歌っているが、吹き替えではなく本当に歌っているのかな?
※女王の召使は、結局、いい人だったのでよかった。彼は確か「アップサイドダウン」で、主人公の同僚だった人かな?
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