「33歳に魅せられて。。」魔法にかけられて ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
33歳に魅せられて。。
ディズニーもついに自虐アニメから実写化まで…!?なんて
予告を観た時は、それほど期待していなかった作品でした^^;
なんでも主演女優が33歳(なんかコレばっかり書いてある)で
プリンセス役を射止めた♪とかで、話題になっていますが、
いや~ぜんぜん気にならなかったですねぇ。上手いし~!!
いかにも!?な役どころを難なくこなしていますよ。そして
アニメでは決して描かれないだろう(汗)勇敢なヒロインへと
成長を遂げています。いや、見事だわ~今回の姫さまは!
王子さまと出逢い、一曲歌って恋に落ち、即結婚♪という、
現実ではアリエナイ展開がおとぎ話なのに今回は最初から
いきなり魔女に突き落とされ、着いた先がニューヨークの
マンホール下。っていう下水管(感)漂う展開なのです…^^;
それだけで終わらず、着いた先ではお花や小鳥の代わりに
ドブネズミやゴキブリが歌い踊るんですから~さすが(汗)
ゲラゲラ笑っているうちに、姫さまがどんどん薄汚れて、
「お城に帰りたいぃぃ~!」なんていうところまで一気に
描いたかと思えば、「自分で作ってみたのよ~♪」なんて
いきなりフリフリドレスで登場してくるお茶目な姫さま。
彼女には「鬱」なんてないんだろうなぁー^^;まぁ姫だし。
そんな姫さまを囲む王子と男やもめが^^;これまたイイ男!
J・マースデンとP・デンプシーですよ~逃す手ないじゃん♪
私だって彼らに囲まれたら(アリエナイが)サンキュ~って
あの美し~い発音でお礼を言っちゃいますよ。エエ!^m^
かなり天然な行動を繰り返す姫さまですが、やはり行動に
全く嫌みがないので、どこへ行っても好かれてしまいます。
でもね~(爆)
今回のポイントは、恋する切なさを学ぶ&正義のために闘う
姫さま…となりますので、ものすごく自主性が発揮されます。
もうおとぎ話の中ですら、女性は待ってたりはしません!?
ディズニーらしさを失わずに、ここまで面白く纏め上げた
ことにちょっと驚きました。まだやれば出来るじゃない~♪
…という感じです。近年では過去の素晴らしさが失われて、
アニメにしてもオリジナリティに欠けていた気がするので、
この復活は嬉しいですねー。姫さま同様、魔法にかかった?
(S・サランドンとT・スポールはアニメでもノーメイクでもOK^^;)