「ディズニー商品買ってね映画」魔法にかけられて antさんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニー商品買ってね映画
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ディズニーによるディズニー・パロディ映画ということになっているが、どちらかというとそれは味付け。ジゼルとロバートが最後に結ばれるのは当たり前。ロバートの娘モーガンとナンシーがジゼルに影響を受けてディズニー・プリンセスLOVEになるまでが大きな柱になっている。後半のモーガンとジゼルのお買い物シーンとナンシーが真実の愛に目覚める場面が象徴的。
主人公のエイミー・アダムスは演じることに勇気がいるこの役を見事にこなしていて、歌声もかわいい。パトリック・デンプシーはふつう。ジェームズ・マースデンはいつもと同じ役回り、それでもおとぎの国の住民らしく最後までポジティブ。脇役ではティモシー・スポールがいい味を出しているが、なんていってもシマリスのCGキャラクターのピップが最高。
アラン・メンケンの曲はどれも高レベルだが必殺の1曲はなし。ジゼルが公園で歌い、踊るシーンは前半のハイライトだがやや間延びしているか。衣装では文字通りお姫様ファッションから次第に現代っぽくなるのが見もの、舞踏会でのそれぞれのキャラクターの衣装を見比べるのも面白い。
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