劇場公開日 2007年12月1日

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「シュレックのシリアス版」ベオウルフ 呪われし勇者 te2yamaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0シュレックのシリアス版

2007年12月3日

単純

最新技術とやらも違和感アリまくりでどーしたものかと。

確かに実写では到底表現できない映像はてんこ盛りでしたけど、
人間の表情・動きはどれもパントマイム的で、表情については張り付けた様。

これが最新技術なら、どちらかというと映画的には退化してるんじゃないかと
思うほどです。表情・体の線をキャプチャーさせて、機械に動きを担当させ、
出来た映像に声をあてるなんて事が当たり前になったら、それは俳優とは
到底言えないのではと思う。

映画技術、映像技術の可能性は確かに感じたが、同時に不安の方が大きい。

この手の映画が大手を振るようなら、それは業界の破滅とは言わないまでも、
悲しむべき状態であると言えるのではないか。そう思いました。

te2yama