「23にとりつかれた男の話」ナンバー23 だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
23にとりつかれた男の話
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映画館の割引券があったので、ジム・キャリー主演のサスペンス映画『ナンバー23』を観て来ました。
数字の【23】に取り憑かれる男の話です。
動物管理局に勤めるウォルターは、自分の誕生日に1匹の犬の捕獲に失敗して腕を咬まれてしまいます。
その夜、成り行きで妻に『ナンバー23』という題の本をプレゼントされ読み始めるのですが、読み進めるうちに【23】という数字に取り憑かれていきます・・・。
ジム・キャリーが現実世界の主人公と本の中の主人公の1人2役を演じていて相変わらずの芸達者ぶりを発揮しています。
本の主人公との奇妙な共通点や【23】の謎を追っていくうちに、主人公の意外な事実が明らかになるんですが、全体として何だか中途半端な感じで、決して面白くなかった訳じゃないんですけど、ちょっと残念な作品でした。
ジム・キャリーのキャラクターを活かしきれてなかった気がするし。
登場人物の内面の掘り下げが浅い感じがしたし。最後のオチも何処かで見たようなオチで、しかも綺麗にまとまり過ぎていて、後味が残らない・・・。
全てにおいて【あと一歩】って感じの作品でした。
まあ、割引料金で観れたから良しとします。
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