劇場公開日 2008年4月18日

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大いなる陰謀のレビュー・感想・評価

全30件中、21~30件目を表示

3.5えっ?もう終わり?

2008年5月11日

怖い

難しい

もうちょっと何かストーリーが続くのかと思いましたが...
何となく釈然としないような。
衛星?で敵味方の兵士の動きが把握できるなら何故、奇襲攻撃を受ける?
あれだけ爆撃して、なお敵兵が押し寄せてくるのは何故?
(普通なら全滅または退却しているのでは?)
トム君の作戦指揮なのか?
弾切れだからって、何故そんなに死に急ぐ?

「無関心でいるな」というメッセージは受け取れましたが。

ちょっと邦画のミッドナイトイーグルぽい印象もありますね。

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北狐

3.5大いなるレッドフォード。

2008年5月2日

悲しい

怖い

難しい

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ハチコ

2.5気がつけば…エンディング(@_@;)

2008年4月29日

印象《寝られる》にチェック入れましたが…
睡眠時間が短かったのか、本当にウトウトしてまして…
でもって、あんまりドンパチシーンとか無かったので
上映中かなり眠ってた気がします。

結局、あの教授は何をさせたかったのか?
教え子を戦場に行かすつもりは無いって思ってたみたいだけど…

教え子の若者2人犬死しちゃったし…

っていうより、教授役のロバートさんの顔が気になって気になって…
何かしら手を加えてるんだろうけど…それがハッキリ分からず…
若い頃かなりな二枚目さんって年取ると本当にご苦労なさるんでしょうけどネ。

トムはあれで悪役なの?普通に政治家って悪だよね。
自分が大統領になれるんだったら何でもするんだろうし…

メリルさん。。。この役だからなのか、ウエストのラインがちょっと
ドッシリしてた気がします。

でもって、この作品のような自分で考えろ的な映画って
何だか名作を狙ってる気がして嫌いです。

それって観客に丸投げしてて、監督自身答えを出さないで逃げてる気がします。

しかし…この映画の題名、違う気がしますが…誰が考えたのでしょう?

これは予告を超えられなかったね。

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レナカナママ

4.0志、受け取りました

2008年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ロバート・レッドフォード様、メッセージ受け取りましたよ。例え討たれるとわかっていても、後に続きますよ、立ち上がりますとも。
重厚な内容でしたが、アメリカ自身の分析に皮肉やおごりがなく引き込まれました。

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chocolate

1.5期待してはいけない

2008年4月24日

「大いなる陰謀」というタイトルからイメージして、手に汗握る大作かと思って観に行く人は絶対に裏切られる映画である。椅子に座って向かい合った二人が、早口の会話ばかりしている退屈な作品である。

戦場のシーンが出てくるが、これまた迫力も何も無く、物足りないことこの上ない。映画ではなくて、舞台劇を観ているようなものである。娯楽としてではなく、情報を得たり教養を求めているファンなら満足するかも知れない。

原題は「Lions forLambs」なのに邦題を「大いなる陰謀」にしたのは、ヒットしそうもない映画に観客を集めようとした「陰謀」だったのかも知れない。

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JAGABOY

4.5大いなる陰謀

2008年4月21日

悲しい

知的

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blueheaven

4.0テロとの戦いとは何か? 考えさせられます。

2008年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

9.11以降、アメリカの映画と言えば”テロとの戦い”がテーマになっていますが、これもその一つ。しかも、最近のアメリカの風潮を反映して、「テロ戦争とは何か?」と言うテロとの戦いへの疑問を明示する内容となっています。

「事件は会議室で起きているんじゃない! 現場で起きているんだ!」と言ったのは、『踊る大捜査線』での青島俊作ですが、会議室で戦争を指揮しようとしているのが、トム・クルーズ演じるアーヴィング上院議員。劇中、「ウェストポイントを主席で卒業した」と言うセリフがあることから、一応の軍勤務経験はあるようですが、同じように「歩兵の経験は?」と聞かれているのでは、会議室での戦争しか経験が無いようです。かなり若い上院議員という設定ですが、そのくらいの歳の上院議員は、本当普通にいるわけですから、アメリカの若さがうらやましいです。

メリル・ストリープ演じるロスは、TV局のベテラン記者。アーヴィング上院議員に呼ばれて、今回の作戦の背景などを個別に説明され、「マスコミも、開戦には喝采した。終戦にも協力すべきだ。」と言う趣旨の事を言われるわけですが、そもそも、自分に個別に説明した胡散臭さを感じ、ある意味”戦争の片棒を担ぐ”ことに疑問を感じ、報道を躊躇します。

ロバート・レッドフォード演じるマレー教授は、直接この二人との絡みは無いのですが、アーヴィング上院議員が企画した作戦に従事する兵士の恩師であると言う設定です。そして、勉学からドロップアウトしそうな優秀な学生との対話を通じ、戦争とは何かということを浮き彫りにしていきます。

基本は、この3人の登場人物で物語りは進みます。この他、アーヴィング上院議員の企画した作戦に従事している兵士(マレー教授の教え子)も、重要な脇役ではあります。

考えさせられる内容です。映画の最後も、何か解決すると言う終わり方ではなく、むしろ、何かを考えさせられる終わり方です。いやぁ、考えさせられました。

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勝手に評論家

3.5レッドフォード から若い人へのメッセージかな

2008年4月19日

知的

難しい

ロバートレッドフォードが出ているので期待して観たが・・・えっここで終わリというところで終わってしまった。レッドフォードが若い人に伝えたい事を映画にしたという感じかな。

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jedik2

3.0それぞれの思惑で「為すべきこと」をしようとするも、他の者へは思いが至らない・・・観客にも?

<ストーリー>
ジャーナリストのジャニーンは、かつて自身が記事で賞賛した共和党上院議員、アーヴィングに独占インタビューを許される。彼はテロ戦争の状況を打開するための、新しい戦略について話し始める。

大学教授のマレーは最近出席率の低い、ゼミの学生トッドを呼び出す。成績優秀な彼に、教授は同じように成績優秀だったが、志願兵となった二人の学生の話をする。

アフガニスタンでの新戦略に参加することになった、マレーの教え子、アーネストとアリアン。ヘリで目的地へと向かうが、伝えられてた情報とは違い・・・

<個人的戯言>
政治家、ジャーナリスト、教授、学生、兵士という、それぞれの視点から見た、「為すべきこと」の意味。それぞれの思惑の中で、物事は動き出してしまいます。しかしこの関係性が、ざっくりした背景等は示されていて、表面的には理解出来ても、心理面での繋がりを明確には見つけられませんでした。それぞれの背景に関して、時間的にも説明する時間が足りなかった気がします。

それぞれの立場により、その思惑には様々なものを抱えているものの、「事」に立ち向かおうとしている姿勢は共通する部分でもあります。

・テロ戦争への逆風の中、今新しい戦略に打って出て、更にジャーナリストにリークする政治家
・かつて持ち上げてしまった政治家の独占インタビューを許されるも、自分の考えと立場に揺れるジャーナリスト
・かつて自身もベトナム戦争を経験し、行動を起こすように学生に説いたものの、戦地に向かう学生が出てきて戸惑う教授
・人種的境遇と若い純粋な思いゆえ、志願兵となることにした二人の学生
・かつては論戦にも参加していたが、今は無気力になっている現役の学生

しかしそれぞれの行動は、一連の流れの中で「為すべきこと」に繋がるのか。流れは観ればわかりますが、そこまで辿り着く「思い」は、5つの立場の細かい背景まで描かれてはいませんでした。特によくわからないのは、志願した学生の思い。確かに人種的境遇は志願する上で大きな意味を持っていたでしょうが、志願を決める前に行われたゼミでの研究発表は、若さゆえと許せる範囲ではない稚拙さが目立ち、本当にそんな考えで志願してしまうのか疑ってしまいます。

それぞれの背景の深いところでの繋がりが明確になれば、よりその関係性の深さを感じることが出来たでしょうが、時間的に厳しかったのも事実です。ちょっとテーマが広範囲になり過ぎたかも。現役の学生と教授の論戦が、最も大きなテーマを炙り出し、最もスリリングだったのですが、それを中心に据えるのは、

・映画の内容的にも(それで映画は作れない・・・)、
・「大人の事情」的にも(メリル・ストリープとトム・クルーズを脇には持ってこれませんものね・・・)

無理ですし・・・全体像を描くのが難しいテーマでした。

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ジョルジュ・トーニオ

3.0トム君が出てるけど…、軽い映画じゃないよ!

2008年4月11日

知的

難しい

 ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズが共演!おまけにレッドフォード自身が、7年振りにメガホンを握った本作。この豪華なキャスティングにも関わらず、アメリカでは大コケし、日本では公開時期が延びて(ホントなら新春第2弾の予定だった)しまいました。果たして、何がいけなかったのでしょう?
 『これは、民主党のプロパガンダ映画か?』見終わった後、吾輩は思わずツッこんでしまいました。大統領選挙(予備選ですが)真っ只中のタイミングで、こんなん見せられた日にゃあ~誰でもこう思うんじゃないでしょうか?まあ、レッドフォードの“民主党びいき(ウラを反せば“共和党嫌い”)”は有名ですからね。
 3人共演と、冒頭に書きましたが実際に同じシーンで揃って出てくるのは、メリル・ストリープとトム・クルーズだけでして、レッドフォードは2人とはまったく絡んでおりません!映画自体が、ワシントンとアフガニスタン、そしてカリフォルニアの3ヶ所のシーンで構成されておりますから、これは当然と言えば当然なのですが、そのあたりを期待して観に行かれますと肩透かしを喰らいますのでご注意下さい。ただ、メリル・ストリープとトム・クルーズによって繰り広げられる、丁々発止のやりとりは、『見事!』の一言です。この密室での“ディベート(オフィスでの単独取材)・シーン”だけでも、この映画を観る価値は充分にあると思います。メリルは本当に貫禄タップリですし、片やトム君のま~あ、ワルいこと!いや“悪人”という意味ではなく、『自らの野望の為なら、手段は選ばず』ってのが滲み出てて、コレはコレで“怪演”だったと思います(薄っぺらい役なんですけどね!(^^;)。

 で、何でコケちゃったんでしょう?やっぱり少々難しすぎるのでしょうか??この映画、最終的に『だから、どうなの?』というところを、最後までキチンと描いていません。それは『観客が自問し、熟考し、感じることを、主義の押し付けではなく強く迫るヒューマン・ドラマ。あなたならどうする?どう感じる?とね』とレッドフォードがコメントしていることからも、その狙い通りに作られたのだと思います。そういう意味では、この映画自体は失敗しているわけではないのですが、『そこまで極端な問題の投げ掛け(“無関心でいることの愚かさ”“何かのために立ち上がることの大切さ”)を映画館でされてもな~』ってのが、正直なところではないでしょうか?少なくとも吾輩的にはそうです。このキャスティングと邦題から、もっとスカッとした映画を想像していただけに、その辺は少々しんどかったです。

 でも言い換えれば、この映画は軽いエンタテインメントではなく、人間ドラマとしては出色の出来だと思います。そうなってくるとこれは“トム・クルーズが出てる映画”というイメージ戦略の失敗なんですかね~(^^;。

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mori2
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