「アメリカのスケールのデカさ」アメリカン・ギャングスター redirさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカのスケールのデカさ
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ベトナム戦争展開したスケールのデカさそのままに、
すべてがでかい。半端ない。
裏社会を仕切りながらハーレムコミュニティを守り助けたり、でかい米軍輸送機でブツを定期的に運んだり、デンゼル演じる麻薬王紳士と女癖も酒癖と悪そうだが警察官としては馬鹿正直なラッセル、が話の軸だが、
ベトナム戦争を背景に70年頃の世相をそのまま反映し、同じ悪さをしていても人種の序列があり古い考え方が蔓延り結果としてデンゼル演じるフランクの命取りとなるきっかけとなった妻はプエルトリコ人、細部にわたりいろいろな事を考えさせられる。リドリースコット監督の力技に脱帽しキャストも迫力あり、最後腐敗した警察逮捕というなんでもありの中でも思い出したように時々民主主義と正義が復活するアメリカ、日本にはない現象しか孫のスケール。johnQ を見た時同様圧倒的な他の国の追随を許さないアメリカのいろんな意味でのデカさ強さを思いしる。
教会を出たところで逮捕されるとき流れるAmazingGrace はミスマッチでなにかamazingでGraceなのかわからなかったがラスト刑期を終え出獄するデンゼルのバックに流れるパブリックエネミーはバッチリはまってかっこよい。善悪の問題とか品位の問題とかがやや単純にわかりやすくされすぎ感が少し気になるか圧巻圧倒的なアメリカンだった
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