恋するブラジャー大作戦(仮)

劇場公開日:

解説

大手下着メーカーに起用された男性社員による新ブランド開発作戦をコミカルに描く。香港で大ヒットを記録し、続編も製作された。出演は「2046」のカリーナ・ラウ、「再見 また逢う日まで」のジジ・リョン。

2001年製作/111分/香港
原題または英題:絶世好 Brala Brassiere
配給:ファイヤークラッカー
劇場公開日:2006年6月24日

ストーリー

アジア全土で人気を誇る日本の下着メーカー「シス」は、“女性が身につけるモノだからこそ”という考えで、デザイン、マーケティング戦略、会社の運営にいたるまでのすべてを女性スタッフで行なってきた。だが新たな方向性を模索し、《究極のブラジャー》の開発による新ブランドの展開を決定する。社長のナナコは香港支社長のサマンサ(カリーナ・ラウ)に、3ヶ月の期限で新ブランドによる中国市場の開拓を命ずる。初の試みとして男性社員を採用することに戸惑うサマンサだが、ナナコの説得で新プランの推進を決意する。香港支社のチーフデザイナーのレナ(ジジ・リョン)は、本社のこの決定に納得できずにいた。これまで女性だけで成功を収めてきたというプライドから、どうしても男性を認めたくなかったのだ。かくして多数の応募者から選ばれたのは、プレイボーイタイプのウェインと、やたらと自信たっぷりのジョニー。「シス」初の男性社員に対する女性スタッフの歓迎は度を越した熱烈ぶりで、ふたりはすっかり有頂天に。それを冷ややかな目でみていたレナは、彼らに既存のブラジャーについてのレポート提出を命令する。さっそく街中のランジェリーショップ巡りを開始するが、ブラジャーの安物と高級品の違いさえも分からない。ウェインとジョニーはノリだけで試作品を発表するが、反応は惨憺たるものだった。屈辱と敗北感を味わった二人はようやく真剣に仕事を始めるが、乳房がない彼らにはブラジャーのフィット感や着け心地を理解できず、開発は暗礁に乗り上げる。窮地に立たされているにもかかわらず、ふとしたことから憧れのサマンサと一夜を過ごしてしまうジョニー。サマンサにとっては“一夜の情事”だったが、嬉しさで舞い上がっているジョニーは恋人のキャンディに恋の相談をしてしまう。一方、社内でレナだけが自分になびかないことに納得のいかないウェインは、彼女を落とすために姑息な計画を開始する。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0日本でもこんなTVドラマがあったような・・・

2019年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 男性下着デザイナーだったジョニー(チンワン)と、工業デザイナーのウェイン(クー)が採用されることになった。チーフ・デザイナーのレナ(ジジ・リョン)だけは未だに男性社員採用に不満を示していたのだ・・・

 擬似乳房をつけたシーンだとか、見せかけ暴行とか面白いシーンもあったのに、3ヵ月以内の究極ブラ作成に取り組むのが終盤になってからで、コメディとしてのスピーディさが足りなかった。これがお色気コメディ?もしくは下着会社での成功物語にしたかったのか・・・

 東京の街中でズボンを下げての抱擁シーンは印象的だった。

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kossy

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